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【パブリッシャー事典】モバイル向けIPタイトルのノウハウを活かした支援!/KLab株式会社

クリエイターの皆さまに、参加パブリッシャーについて知っていただくことで、マッチングの一助となるべく始動したインタビュー企画「パブリッシャー事典」。各パブリッシャーの特色や得意なこと、目指す姿などをお伺いしていきます。

今回は、モバイル向けIPタイトルを得意とするKLab株式会社にお話を伺いました!


「KLab」ってどんな会社?

ーー本日はよろしくお願いします! まずは会社の概要を教えてください。

2000年に設立し、携帯電話やモバイル向けのサービス開発を行ってまいりました。
2009年頃にソーシャルゲームの事業に参入しまして、人気のIP作品の権利をお借りして、IP作品のモバイルオンラインゲームを中心に手掛けております。

上海に子会社がありまして、こちらでは中国国内での開発パートナーさんやパブリッシャーさんとの連携を活かしながら、人気のIP作品を海外でも展開しています。

福岡に株式会社グローバルギアという子会社がありまして、100本以上のカジュアルゲームを配信しています。
グローバルギアでも、IP作品のカジュアルゲームも展開しています。

インディーゲームパブリッシングはまだ実績がないんですが、大型ゲーム以外の収益源を確保するために、カジュアルゲームの開発にも取り組んでおりまして、インディーゲームにも目線を広げていきたいと考えています。

これまでのパブリッシュタイトルは?

ーーインディーゲームのパブリッシング実績はまだないとのことですが、他にパブリッシングされたタイトルがあればお伺いできますでしょうか?

インディーゲーム以外であれば実績がありますので、ご紹介させていただきます。

現在も配信を続けている作品でキャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~は今年6月に7周年、BLEACH Brave Soulsは今年7月に9周年を迎えております。

会社全体として海外展開に力を入れていまして、多言語の対応なども行っています。
これまで150カ国以上の国と地域でゲームを遊んでいただいております。

会社として得意なこと、サポートできること

ーー続いて、会社として得意なこと、サポートできることを教えてください。

先ほどお話ししたようにIPタイトルが多いので、漫画やアニメ、家庭用ゲームなどから生まれた人気IPの魅力を活かしたゲーム作りを得意としております。
ゲームデザインの中に原作の魅力を落とし込んでいくことで、IPのファンの方が安心して楽しめるクオリティーのゲームを提供してきた実績があります。

長年モバイルゲームの運営を行なってきていますので、安定した開発・運営のケーススタディの提供、技術的なサポートができます。
加えて、これまで培ってきたIPホルダーさんとのリレーションシップを活用したサポートも場合によってはできると考えています。

会社全体としてはIPを使ったゲーム開発が強いものの、それ以外の収益源を出していくために、優れたアイデアであればビジネスチャンスにしていきたいと考えております。
インディーゲームパブリッシング事業は確立していないものの、可能性があるものとしてみています。

ーーどんなクリエイターさんと相性が良さそうでしょうか?

自分のアイデアをより多くのターゲットや地域に広げていきたい、スケールさせたいと思っているクリエイターさんだと相性がいいかなと思っています。
我々の強みも活かしていけそうですし、お互いWin-Winな関係が築けると思います。

ーークリエイターさんに向けて、サポートできるものはどんな内容がありそうでしょうか?

スケールさせていくための資金提供や技術課題へのアドバイス、実作業のサポートなどを行えると思います。
あとは長年モバイル向けの展開をしてきていますので、モバイルデバイス向けの最適化や、海外展開の経験を活かしたローカライズ支援もできます。
インディーゲームは買い切りが多いですが、弊社には運営型タイトルのノウハウがあるので、運営に関する支援も行えます。

アイデアがグローバルで勝負できそうなタイトルだと、我々の経験が活かしやすいと思っています。
ターゲットとなるお客さんのペルソナが絞られているよりは、気軽にいろんな人に遊んでもらえるようなゲーム性のものだと、より相性がいいかもしれません。

今後パブリッシュしていきたいタイトルは?

ーー今後パブリッシュしていきたいタイトルはどんなタイトルでしょうか?

会社の理念が「世界と自分をワクワクさせろ」なので、これを実現するため世界中の人をワクワクさせるような、新しいエンターテイメントの体験を提供していきたいと思っています。

会社としてはIPを使った大型タイトルが得意ではあるんですが、ハイブリッドカジュアルゲームや、他の新規ジャンルにも挑戦していきたいと思っています。

アイデアが優れていて、スケールの伸び代があるものだと前向きに検討しやすいです。

ピッチデッキに盛り込んで欲しい情報は?

ーーでは、ピッチデッキに盛り込んで欲しい情報はありますでしょうか?

アイデアの将来性だったり、今後どのように発展させていきたいのかのイメージがあれば、記載していただけると伸び代として検討していきやすいです。
例えばプラットフォームは単独なのか将来的にはマルチプラットフォームを考えているのかなど、記載いただけるとポテンシャル含めてポジティブに評価しやすいと思います。

Game Pitch Base 参加クリエイターに向けて

ーー最後に、Game Pitch Baseに参加しているクリエイターに向けて一言お願いします!

我々の理念にあるように、一緒に世界をワクワクさせてかつ我々もワクワクしながら進めていけるようなアイデアをいただければと思っています。
ぜひたくさんのアイデアと出会えればと思っています。

ーーありがとうございました!


IPを活かしたモバイルゲーム開発を長年行ってきた実績があるKLab株式会社。
新たな挑戦として、インディーゲームパブリッシング事業も検討しているとのことなので、グローバルで幅広いターゲットに向けて作品を届けたいという方や、運営型のゲームの開発をされている方は、ぜひお声かけしてみてはいかがでしょうか。

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