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オススメしたいステキマガジン

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スキのストリームに埋もれさせるにはもったいない、沢村の備忘録的マガジン。読んで「これはためになる~」「はぁーええ話や…」と感じた記事をまとめさせていただいています。
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2024年3月の記事一覧

二次創作ジャンルでひとり評論同人誌を出した話

 おそらく二次創作界隈では誰も作ったことがないであろう種類の同人誌を制作し頒布するまでの話。 初めての評論同人誌つくりネット記事にまとまりきらず同人誌へ  最初は私の推しの男、ワンピースの「サンジ」がなぜ自己犠牲的行動をするのか解釈したかっただけなんだ。自分ひとりでは見落としている描写も多く、プライベッターで現時点での解釈をまとめTwitter上で他のサンジ推しの方々の解釈や意見を伺っていた。  ところが解釈を進めるうち、そもそも解釈とは何か、読解をした上で解釈しなけれ

一週間休んだら、二週間倒れた人間の話

こう、なんか、しんどいなーとか、さぼったろかなーとか、ダラダラしたくなって「そこんとこ、あともう一押し!ちょうだい!」ってときに、いつもこっそり、読んでるものがあり。 そこに突如として己が出現したときの、おどろきったら!恐れ入るような喜ばしいような恥ずかしいような! や、休んでよかった〜〜〜〜! 尊敬するしいたけ占いのしいたけ.さんが、休みについて本気で考えてらしたので、わたしも本気で休みについて振り返ろうかと思います。 えっとですね。 一週間休んで、二週間しんどく

お休みやリフレッシュのことを本気で考えるようになった

最近、岸田奈美さんのnote、「【ご報告】推されたので休業します」 を読んでけっこう激しく共感したというか、心が揺さぶられたところがあったのです。 もし興味があったら、ご一読願えたらと思うのですが、読めない方のために少し説明をすると、岸田奈美さんはいつも奇想天外で、奇跡的なハプニングに遭遇する稀有な御人であり、最近は部屋に汚水がぶちまけられたり、本当に大変な目に遭遇していたみたいで。 それで、「元気なのに、休みます!」という宣言をされて(←一方的に宣言したわけではなく

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Xで晒し行為が禁止に! "有名税"は犯罪者の言い訳。メタバース住人が考える未来のネットリテラシー【X解説記事】

2024年3月、X(旧Twitter)がポリシー更新により「晒し行為」を明示的に禁止しました。個人的にはこれで大問題になっていたVTuberへの晒し行為が無くなるといいなと思っています。 Xでこの件について詳しく解説したところ、7,000リポストを超える大きな反響があり、多数のまとめサイトなどにも掲載されました。イーロン・マスクにしてはよい改定だとネットでは好意的な意見が多いようです(笑)。 この記事では、そもそも晒し行為がなぜ問題なのか、今回なぜポリシー改定が必要になっ

ダーツオタクの見るVΔLZ A LIVE

顔の良い男たちがダーツを投げてくれたというので大慌てで見てきました。 ついでにダーツ以外のシーンもちゃんと見ました。顔と声がいい人間を見るのは癒されることであるなあ。 上の動画が面白かったです、で終わる話なんだけど、ダーツ好きのオタクとしてちょっと面白いシーンが多かったのでちょっとシェア。 筆者スペック・sideMは最近はちゃんと追っかけてない。曲はそこそこ聞くくらいの温度感。こないだの冬コミで同人誌出した。 ・VΔLZさんに関しては失礼ながら初見でした。V自体そこまで見

野球ライセンスとゲームの歴史 ―コナミへの風評は正しいか?

さて皆さんクイズです。「ゲームにおいての野球の実名ライセンスを独占契約した初の企業」はどこでしょう?  ヒントは、コナミではありません。 …… …… …… はい、正解は「バップ」でした。 これをX上に投稿したところ結構な正解率で驚きました。皆さんはわかりましたか? この記事ではゲームと、日本のプロ野球の実名ライセンスとの関わり合いと、コナミのやらかしについて深く解説していきます。よろしくおねがいします。 1.野球ゲームと実名選手の登場の歴史 まず、野球ゲーム

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トランセンドというウマ娘がおれの人生をめちゃくちゃにしてくる

 それは、あまりにも突然のことだった。  ただただ惰性でデイリーを消化し続けて早2年、アニメはRttT1話で停止ボタンを押したままで、最近発表されたウマ娘も全く把握しきれず、タイトルホルダーとイクイノックスの引退を境にリアル競馬からも距離が離れつつあった矢先だったのに。  おれは「ウマ娘 プリティーダービー」を五億年ぶりにスキップなし・ボイス有りでストーリーを読み、レースもライブも飛ばさずに全てを見届け、育成を完了し・・・その物語に打ちのめされ・・・嗚咽し、むせび泣いた。

「役に立たないと存在しちゃダメ」 ←と思ってる時期がありましたわ。

 「パーソナリティ障害」というものがある。  以前はこういう状態のことを「人格障害」という言い方で表されていた時期もあるようですわ。今は基本的にパーソナリティ障害と呼ぶらしい。確かにそう言い換えた方が鼻つまみ感は軽減されるような気もする。  ちなみにこの障害は不治の病でもなんでもないようだけれど、だからといって「パーソナリティ(性格)が悪いと感じる人」のことを勝手に「パーソナリティ障害だ」と呼べるような安易なものではなく、「認知のあり方やそれを培った生育環境に生きづらさが

大炎上したスクールフォト業界で勤めてたんだが、もう学校写真のカメラマンは限界かもしれない

・スクールフォト業界にて炎上事案発生2024年2月28日、Twitterに書かれたとある投稿が、学校カメラマンや写真業界を超えて、SNSで大炎上してしまった。 「カメラマン大大大募集です 現在3名しか決まっておらず、あと100名くらい来ても大丈夫です。詳細は下記をご覧下さい。 もし経験が無くて不安な方は3/16(土)、23(土)に同様の撮影があるので私や他のカメラマンの撮影に同行して教えます。どしどしご連絡待ってます。 小・中学校入学式の写真撮影案件 日時:4/8(月)

ガチでnoshを2年間食い続けた俺の夕食戦争

 「nosh」というサービスがある。  いわゆる「宅配弁当」のサービスであり、冷凍された弁当が定期的に届く今流行りのシステムである。  ネット上の広告ではこれでもかと「定期的にご飯が届くなんて素晴らしい!」「チンするだけで美味しいお弁当が食べられて最高!」などというプロモーションが打たれているので、誰でも一度は見たことがあるのではないだろうか。だが、個人的にあのPR漫画はほぼ嘘じゃないかと思っている。  私はnoshを2年使い続ける中で、もはや「戦争」とも言えるほどの食

悲しむべきときに茶化さず「ちゃんと悲しむ」ということ

今週、20年来の親友であるNっちとランチしていました。 Nっちは、最近私が書き始めたこのnoteを読んでくれていて「カウンセリングの調子はどお?」など色々聞いてくれるので、「いや〜トラウマ治療ね〜すごいよ〜」とあれこれ話したりしました。 ▲トラウマ治療の時の話はこちら 「私さー」 パスタをつつきながら伏し目がちに話すNっち。 「なめちゃんのお父さんの武勇伝、これまでも色々聞かせてもらってたけど、『大変なんだろうけどファニーなお父さんだな〜』くらいの認識で、なめちゃんって

ミリオン一年生は、Act-4をかく語りき。

序文人は、自分の生まれた意味を探し続ける運命にある。 何かを為し、誰かのために生き、そして死ぬ。 その答えは全ての人が得られるわけではない。 走り続け、探し回り、長い道の果てにようやく見つけたと思ったら、もう手の届かないところにあるのだと気付いてしまう、なんてこともあると思う。 だから、それを見つけられた自分は幸せ者だと思う。 自分はきっと、アイマスと出会うために生まれてきたのだ。 というわけで参戦してきました。 THE IDOLM@STER MILLION LIVE