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国際協力銀行(JBIC)の採用面接体験記

日本国内で国際的な経験を積むことができる仕事として、様々な職種があります。

その代表的な職場としては、総合商社や外務省、JICA、国際協力銀行(JBIC)、日本貿易振興機構(JETRO)などが挙げられます。

中でもJBICは、国際性、公益性、金融という点で大きな強みがあり、公的資金を活用して海外で活動する日本企業への支援や、海外への支援の確保のためのプロジェクトファイナンスなどを行う唯一無二の機関です。

これまで、JBICは採用者数はあまり多くなく、少数精鋭のエリートが集う公的金融機関という印象を持っていましたが、ここ数年間は中途採用にも力を入れているようで、様々な転職サイトなどを通じて中途採用に力を入れているようです。

私も以前、たまたま受け取った転職サイトからのメールを読んだことがきっかけでJBICの仕事に関心を持つようになり、中途採用に応募したことがありましたが、残念ながら最終面接で落ちてしまいました。

面接を受けるに際してJBICの業務や待遇などについて色々と調べていく中で、とても魅力的な組織であるということがわかり、国際的なキャリアを目指す方々にとってお勧めしたい職場の1つです。

今回は、
・JBICの中途採用試験の流れ
・実際の面接の様子
・面接で問われた質問
・実際に提出した論文
・面接を受けての所感と落選理由
・JBICでの勤務のメリットとデメリット

などについてご紹介したいと思います。

JBICでのキャリアに関心のある方々にとって、少しでも参考になると幸いです。

1 中途(キャリア)採用試験の流れ

 (1) JBICのHPやLiiga・Dodaなどの転職サイトなどを通じてキャリア採用の案内があり、履歴書と職務経歴書を送付するところから始まります。

https://www.jbic.go.jp/ja/saiyo/career.html

選考フローの流れは、概ね以下の通りになります。

①書類審査(履歴書や職務経歴書の送付)
②適性検査と論文
③面接(3-4回)
④最終合格

(2)書類審査を通過すると、カジュアル面談への案内が来ます。

カジュアル面談の様子は、以下の通りでした。

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