【2020年版】Xcodeのファイルテンプレートを自作する

よく使うファイルテンプレートやコードスニペットを整えておくと、開発速度が爆上がりする。ObjCからSwiftに切り替わった際につくらなくなってしまったが、数年ぶりにファイルテンプレートを整えていこうかと。

Xcode付属の標準テンプレートをコピーしてくる

以下のパスに標準テンプレート群が入っている。

/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Library/Xcode/Templates/File\ Templates/

ここには`File Templates`と`Project Templates`の2つのフォルダがあり、今回使うのは`File Templates`の方。

`File Templates`配下にある`Source`フォルダを、以下のカスタムテンプレートを置くパスにコピーする。

~/Library/Developer/Xcode/Templates

Xcodeで見たときに区別がつくように、今回は名前を`Source (Custom)`とした。

ひとまずXcodeで確認

で、Xcodeで試しにFile > New > Fileでカスタムテンプレート群を見てみたところ、なぜか一部のテンプレートしか表示されない。

画像1

macOSに切り替えてみると全部表示される。

画像2

おかしい。

・・・と`Cocoa Class.xctemplate`フォルダ配下を見てみたら、

画像3

NS〜ばかりだった。そりゃだめなわけだ。

(再)Xcode付属の標準テンプレートをコピーしてくる

どうやらとってくる場所を間違えたらしい。この感じだとPlatforms/iPhoneOS.platform配下にありそうと思ったらやっぱりあった。

/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneOS.platform/Developer/Library/Xcode/Templates/

`File Templates/Source`配下にあるフォルダを、カスタムテンプレート置き場に先程つくった`Source (Custom)`配下にコピーする。

元のテンプレートを削除しないのは、Platforms/iPhoneOS.platform配下の標準テンプレート置き場に全種類のテンプレートがあるわけではなく、差分のあるテンプレートだけがあるっぽかったので。テストのテンプレートは重複してたようなのでコピーしなかった。

これでiOSについても全種類が出てくるようになった。

画像4

TemplateInfo.plistの編集

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