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経理のお話し①~導入編~

今回は経理のお話をします。
この辺、どの会社でも共通のことなので、他社がどうしているか、気になる人も多いのではないでしょうか。
書くこと多いので何回かに分けてお話しします。

そもそも自分は実は稲とアガベに関わってきたのはかなりの初期からで、一番最初にした仕事は経理です。それこそ2021年の、会社立ち上げ直後から。元々、自分ができること何でも手伝うよ!ということは話していて、2021年4月に会社設立記念会を宝寿司(秋田市にある予約が1年先まで埋まっているお寿司屋さん)やるから来ないかと言ってもらって。しかし言われたのが開催日の確か2~3週間前で、北海道から行くのにそんな無茶なと思いながらも、コロナ禍真っ只中なこともありJALパックが異常に安かったので結局行ったわけです。
具体的にどういう話の流れでそうしたのかはあんまり記憶ないんですが、この秋田に行ったときに一緒に税理士事務所に赴いて、経理ソフトを自分のPCに入れたときから仕事っぽいことが始まったんですね。懐かしい。(にしてもあの宝寿司のとき、集合写真を撮らなかったのが個人的には悔やまれる……)

金融機関の職員が転職して経理をやるというのはわりとあるあるだとは思うし、その流れに乗った形となったわけですが。
そもそも自分が世の中に言いたいのは「金融機関出身=優秀な経理というわけではない」ということですね、はい。

経理って事務作業的な色合いが極めて強いと思っていて、必要なパーソナリティは「優秀な金融マン」ではなく「優秀な事務屋」だと考えます。(自分はどっちもそこそこ優秀な自負はありますが!)
数字に強いとか、数字を見るのが苦にならないとか、色々な勘定科目を顧客の決算書を通して見たことがあるという意味では金融マンは良いのですが、経理マンとして真に求められているものではないのかなと。入力科目に迷う費用があればググれば良いですし、実際にそうしてます(笑)

一方で、経理仕事のみをするのではなく、財務も担うのであれば話は変わってきます。
というのも、管理会計を行っていく上で元になるのはもちろん財務資料でありまして、その元になるのは日々の経理入力なわけです。
財務担当者が経理の全貌を知っていることには大きな意味があるとこれまでやってきて思っています。税理士事務所とのやりとりもスムーズです。

そういう意味で、これから経理入力事務は外注予定なんだけれど、財務仕事にも少し影響出そうなので悩ましいというのが今日この頃です。
これから総務・財務コンサル的な仕事もしていきたいと思ってますが、財務についてはやっぱり経理の全貌を知ることから入っていかなきゃならないだろうなと思っています。

ちなみにまさにこの記事が下書き段階のときに、仕事のパートナーと同じような話になって、個人的にはわりとタイムリーでホットな話となりました。
そのとき彼に言われたのは、「数学が得意なのに経理仕事が苦手なのはなぜだろう」という話。数学得意な人=経理に適性がある人かと言うと、やっぱり答えは「否」でございます。


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