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禅と食 ~台所の坐禅とは~
先日、曹洞宗とHISの共催の
「禅と食 ~台所の坐禅とは~」というイベントに参加してきました。
私の実家は他の宗派ですが
夫の家が曹洞宗で、どんな感じか知りたかったのと
プログラムに惹かれて、このイベントにぴったりな友人に声をかけて参加✨
![](https://assets.st-note.com/img/1702701095760-RXYmFt02Tl.jpg?width=1200)
お釈迦さまに見守られながら
浄い空間での時間。
プログラムは修行道場のお作法にのっとって
進められました。
![](https://assets.st-note.com/img/1702701095425-7g5aOpCEgM.jpg?width=1200)
「修行と修業」の違いについてや
修行道場のお話し、道元禅師の修行観
食事の前に唱える「五観の偈」という短いお経などを
教えていただきました。
禅では食事を「自分を調える修行」としてとても大切にされていて
断食はしないとのこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1702701096393-BVhWkEP8MN.jpg?width=1200)
この日にご用意いただいた精進料理は
修行道場よりも豪華版とのことですが
淡味という優しいけど
それぞれの素材の味がしっかりと感じられる食事。
喋らずに静かに一皿一皿の食事と向き合っていただく。
おかわりもあるのですが
そのいただき方のお作法がまた効率的で
素晴らしい。
無駄を出さない。過剰にならないようにする。
そして、お裾分けのこころも。
食事のあとは、椅子での坐禅体験。
このところ頭も体も忙しかったので
この時間、本当ありがたかったです。
短い時間だったけど満たされて広がりました。
続けて、写経のじかん。
この日は、食事を準備する人の心得
「典座教訓」の一部をお写経しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1702732774904-yx5NwLDxb9.jpg?width=1200)
ちなみに作る側の「典座教訓」
いただく側の「赴粥飯法」を
道元禅師が執筆されたのだそうです。
写経も大好き。
この集中する時間、スッキリします。
![](https://assets.st-note.com/img/1702701096333-qx4Sa3lrgp.jpg?width=1200)
最後に、行茶。
修行道場ではほうじ茶だそうです。
今回のお菓子は、東京グランドホテルの料理長さんが
考案してくださったという最中。
中身が工夫されていて最高に美味しかった🥰
また食べたいな・・・
禅の修行は憧れの仏様のようになる(成る=成仏する)ために
日常の一つ一つ
生活そのものを自己を調えるために
行いを修めること、とのこと。
精進とはこつこつ続けていくこと。
他にもたくさんの素敵な考えを教えていただき
とっても満足な時間でした。
貴重な時間、ありがとうございました🙏
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