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会計時の「あ、払いますよ!」のやり取り、不毛過ぎる。

ガムトーク「先輩の話」。

何故か先輩や上司という立場の人は、有難いことにご飯をご馳走してくれる事がある。
それは後輩に対する優しさや面倒見の良さがさせる行いなんだろう。
先輩としてのメンツもあるしね。
後輩に金を出させたくないという心理はとても共感できる。
実際に自分も会社でそうされてきたし、そうしてきた。

ただ、一つだけ苦言を呈したいことがある。
会計の時に「あ、自分も払いますよ!」「いやいや、払わせてください!」みたいなやり取りが99%発生する。

これ、マジで不毛じゃないか?

もうさ、分かってんじゃん。
払ってくれるって。
そりゃ「上の立場が払うのが当たり前だろ」という態度を露骨に出されてしまっては払う側も良い気持ちにはならんとは思うが、かといって「いや、自分もお金を出させてください!」っていうクッションを一回挟ませるのは本当に無駄でしかない。

自分が支払いを行う場合後輩にわざわざ気を遣わせるのも嫌だし、自分が後輩の立場でも一旦先輩を立たせるために一々その言葉を言わなきゃいけないのが嫌だ。

もう暗黙で分かるじゃんって思うんだけど、暗黙のままでは結局解決しないままだ。話せば分かるは嘘だけど、話さないと分からないのは事実なのだ。

だから勤めていた会社でそれなりの立場になってからは事前に「今回は自分が払うから『いや、払いますよ』のやり取りは無しにしてほしい。もしどうしても払いたいなら、君らの後輩たちにご馳走を食べさせたったらええねん」みたいなことを伝えていた。

逆に自分が先輩や上司にご馳走になる時は何も言わずお礼だけ言うようにしてたし、別にそれで「払いますよ」のくだりをやれよ! って怒られたこともない。もし怒られたら今後一緒に飯を行くことはなくなるし、それはそれで有りなので何のダメージもない。

もう全部の会計こうあってくれ。
前述の意見と矛盾するが、暗黙で分かってるのにわざわざ言及する必要はない。

こういう考えが生まれたのは高校生の頃だ。
部活の先輩とファミレスに行った際、先輩が「払うよ」と言われたので素直に「ありがとうございます!」と言ったら「いや、自分も払いますよみたいなの言えよ」と言われて以来、絶対言うもんかと心に決めたのが大きい。そういう様式美を求める人間のために忖度する必要はないのだ。

なのでこの流れに辟易している人は自分なりの言わない言わせないのシステムを作り上げてみてほしい。意外となんとかなるから。

文句を言う奴がいたらそいつと飯に行かなければええねん。

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