アルコールとニコチンを加速させていたもの、それは
前職のオフィスを後にして早1ヶ月経った。
依然体調は万全である。
実を言うとお恥ずかしながら会社を辞めるまではアルコールとニコチンを常に大量摂取していた。
禁酒や禁煙に挑んでは失敗し、というのも何年も繰り返しているような荒んだ私生活を過ごしていたんだが、退職した次の日からぱったり辞める事が出来た。
能動的に辞めようと思った訳じゃなくて、マジで飲む気も吸う気も起きなくなった。逆に怖ぇよ。
そもそも酒も煙草も嗜好品として嗜んでいる訳じゃなくて、日々の激務から生じるストレスを少しでも緩和する為に、酒は酔えりゃえぇ、煙草は目が覚めりゃえぇ、という具合で頼っていた。マジで良くないやり方だけど。
命の前借りをしていると分かってはいつつも依存しっぱなしだったのでどうしたもんかと思ってはいたが、こんな綺麗さっぱり抜け出すことが出来るとは。
最近では食生活もいい感じに変わってきて心なしか味覚がより鋭敏になった気がするし、体重も少し減った。1ヶ月酒も煙草もやらないだけで健康への感じ方が段違いだ。
"労働"って実は身体に悪いのでは……?
酒も煙草も確かに身体に悪い。
しかしそれらの摂取を加速させ、かつ人体にストレスを及ぼし続ける"労働"も、大概不健康なものなのかもしれない。
禁酒や禁煙があるならさ、"禁労"も作ろうぜ。
日テレの映画番組みたいだね。
なんて詭弁を思いつきつつも、やはり労働せにゃ生きてはいけない。
身体を悪くさせる環境で働いてたのはおめぇじゃねぇかよと言われれば何の反論もできない。
あと適当に禁労って言葉思いついたけど、これ単純に懲戒処分だわ。
因みに酒に関しては人と一緒なら飲みはする。
今までみたいに家で一人で馬鹿みたいにガブガブ飲まなくなっただけって感じ。
煙草はもう吸おうとも思わんなぁ。
元はといえば専門学校時代、あまりにも友達が出来なかったので「喫煙所いけばなんとかなるかも」と思い無茶しただけだったんだが、こんな10数年も継続することになるとは。
その後友達が出来たには出来たんだが、卒業すればすぐ疎遠になったので、残ったのは悪くなった自分の肺だけだった。
あそこにベンツがありますよね? って聞かれたら何も言い返せんわ。
小さい頃、父が大酒飲みで母がヘビースモーカーだったので、「絶対こんな大人になんかなるか」って思ってたのにどっちもなっちゃってるの、すっげぇ皮肉な感じするよね。つまんねぇ遺伝子ジョークはやめてくれ。
まぁそんなこんなで健康的な毎日を過ごしておりますわ。
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