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チームビルディングにはHRTの原則


忘れないうちにアウトプットしておこうと思う。

今日、上司とチームのあり方ついて話したいなと思って急遽1on1をしてもらった(ほぼ雑談、仕事とは関係ない相対性理論の話とかしたりする)。
そこで「HRTの原則」というものを教えてもらった。

「HRTの原則」とは、GoogleのエンジニアであるBrian W. Fitzpatrickと Ben Collins-Sussmanが著した書籍『Team Geek――Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』の中で紹介されている、チームによるプロジェクトをうまく進める際に重要な「3つの要素」を指しています。

 「HRT」は「Humility(謙虚)」「Respect(尊敬)」「Trust(信頼)」の頭文字を取ったもので、この3つがステークホルダー間で共有されているチームは心理的安全性が確保され、目標に向かって円滑に進めるとされています。逆に、これらが欠如しているチームでは、人間関係の衝突が起こりやすいということになります。

心理的安全性が確保された環境で働くと自然とチームの生産性も上がる、という話は聞いたことあったが、「HRTの原則」は心理的安全性を確保する手前の部分の話のよう。

これまでメンバー同士互いに感謝とリスペクトの心があれば、チームの心理的安全性は保たれると思っていたけど、もう2つあったみたい。

たしかによく考えたみたら、相手に尊敬の気持ちを向けるためには謙虚な心が必要。
自分が絶対に正しいわけではない、間違うことだってある。自分にできないことをメンバーが補ってくれることもある。
これらを受け入れて認めること=謙虚かなと。その先に尊敬が生まれる。

信頼=そっと見守るかなあと。
私はまだWebディレクターになって1年半だし、チームで年次も一番下だけど、私のあとに着任するメンバーがここ最近何人かいる。
私も最初は右も左も分からない状態だったから、手取り足取り教えたくなってしまうけど、軽く説明をしたらまずは自走させて、自分でつまずきポイントを見つけてもらった方が良いと思ってる。
なんでもそうだけど、自分でやってみないとわからないし、ミスしないと記憶に残らない(インシデントミスにはならないように見守りはする)。

自分で考えて実装して、結果コケた。
なんでコケたんだっけ?自分のどの思考がミスにつながったんだっけ?って振り返り考えるのが大事かなと。
チームが強くなるにはメンバーを信頼して任せることも重要だと思う。

尊敬は言うまでもなくかな。
一緒に働くメンバーのこと思いやる気持ちがあれば、自然とポジティブな声かけができる。
ネガティブな部分が見えたとしても
「これ(ポジティブな部分)いいね!こうするともっと良くなるかもね!」と相手が聞こうと思える伝え方ができたりもする。

てかそもそもなんでエンジニアたちの間で「HRTの原則」が唱えられているのか聞いてみたら、エンジニアたちはコードをお互いにレビューする文化があるらしい。
レビューの伝え方で喧嘩になることもあるみたい。
だからレビューするときにも謙虚・尊敬・信頼だよねって話らしい。

「HRTの原則」は仕事だけじゃなくて、人生においても大切なことだと私は思う。

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