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すぐに仕事に使える! 「スマメモ」入門編

スマホには本当にたくさんの機能があります。
しかし、知っていれば便利な機能もありますが、多くは知らなくても特に問題のない機能ばかりです。

ここでは、そのようなムダな機能のことは無視して、スマホでメモを取り、アイデアを出し、実践していくために最低限必要な機能についてのみお伝えしていきましょう。

【アプリ、データの整理機能】

〇 ホーム画面の分類機能
最初に開くホーム画面は、見やすく分類してオリジナルな画面を作りましょう。分類には時間もかかりませんし、一度やってしまえば、以降の作業がグ~ンと楽になります。

やり方は、アプリを長押しすると、「ホーム画面を編集」という表示が出てきますので、そこをクリックします。
また、順番を変えるだけでなく、アプリとアプリをくっつけて新しいファイルをつくることもできます。新しいファイルには、わかりやすいタイトルをつけましょう。

〇 データの保存機能(スマホクラウド)
「クラウド」とは、簡単にいうと、インターネットがあればどこからでもデータが見ることができるサービスのことです。クラウドの良いところは主に3つあります。

1つ目は、一度クラウド上にデータが入ると、たとえ今使っているスマホがなくなったとしてもデータが消えることがないという点です。クラウドの最高のメリットといえるでしょう。

2つ目は、どこでも、どの機種からでも、IDとパスワードさえあれば、同じデータを見ることができるという点です。スマホとオフィスのPCとで、情報を共有することも可能になるのです。

3つ目は、検索機能を使えば、一瞬で欲しい情報が出てくるという点です。特に最近は写真の文字まで検索できるアプリもあります。「Evernote」などがその例です。

【文字入力機能】

〇 フリック入力機能
文字入力は、スマメモの基本中の基本。毎日やることですので、ここが非効率ですと、毎日無駄な時間を使うことになります。
すばやく入力するには、音声入力をお勧めしますが、声が出せない場面もありますので、それ以外の入力方法に慣れておく必要があります。
フリック入力は親指をすばやく移動させて文字を入力するスマホ特有の入力方法です。是非マスターしておきましょう。

〇 音声入力
親指を使ったフリック入力よりさらに早いのが音声入力です。パソコンのブラインドタッチより速く入力できます。
使い方は簡単です。左下にある「音声入力ボタン」を押して、音声を吹き込むだけです。「改行」というと改行でき、「マル」というと「。」がつきます。

〇 OCR入力(画像データの文字化)
さらに最近は音声入力よりも速い入力方法が出てきました。文字の画像データがある場合に限られますが、音声入力よりも速いのが「OCR入力」です。
「OCR」とは、「光学文字認識(Optical character recognition)」のことで、写真で撮った文字をテキストデータに変換する機能のことです。要は「画像データの自動文字起こし機能」のことで、たとえば名刺を写真に撮れば、それがテキストデータに変換されるというわけです。

OCRは、現在では非常に発達していて、手直しも少なく、しっかりとした文章で出てくるようになっています。ただし、多少の手直しは必要になります。また文字列の状態によっては、かなり文字起こしされる場所がずれる場合があります。その場合は、行ごとに写真を撮るなどピンポイントに文字起こしした方がよいでしょう。

【あると便利な付属装置】

〇 ポケットWi-Fi
スマホを使うときにハード面で最大の問題となるのが、「Wi-Fi」と「電源」の問題かもしれません。Wi-Fiに関しては、今ではフリーWi-Fiが使えるところが多くなりましたが、まだまだ使えないところもあります。仕事で使うのであれば、自分でポケットWi-Fiの契約をしておくことをおすすめします。

〇 充電器
iPhoneなどは電源の消費量が多いので、使い方にもよりますが、半日ほどで電源を使い果たしてしまいます。そこでどこで、どうやって充電するかが重要になってきます。
オフィスなど電源のあるところなら問題ないのですが、移動先などでは電源が見つからない場合も多いようです。そんな時に便利なのが「携帯用充電器(モバイルバッテリー)」。
また、電源がすぐになくなって困るという人は、「低電力モード」機能を積極的に使うとよいでしょう。「設定」→「バッテリー」でたどり着けます。

いま集めた情報がたった5秒で保存できる

メモするにあたって、私は次の3つのアプリ(保存場所)を使い分けています。
「iPhoneメモ」「Evernote(エバーノート)」「チャットワーク」の3つです。それぞれのアプリついて紹介しましょう。

〇 iPhoneメモ
Yahoo!ニュースなど、ニュースアプリで気になった記事があった場合は、その記事をiPhoneのメモに貼り付けておきます。やり方は簡単で、右上に上矢印のマークが出てくるのでそこをクリックします。
次に保存する場所を選択できるのでiPhoneならメモを選択します。これで保存できます。後で検索できるように、日付とタイトルをつけておきましょう。
iPhoneのメモはインターネットにつながっていなくてもメモすることができます。

〇 Evernote
書籍と雑誌、仕事の資料を保存する際に使用します。
このアプリはめざましい進化を遂げ、今や撮影した写真の中に写っている文字(画像データ)を検索することまでできるのが特長です。
しかし、検索率が100%ではないので、念のため日付やタイトルとキーワードなどを「題名」の部分に入れておきます。

〇 チャットワーク
中吊り広告の情報など、気になったことを次々と入力し、保存する際に使用しています。
また、特定の仕事(プロジェクト)案件ごとの情報を保存しています。個人的なメモだけでなく、関係者とやり取りをしつつ、その内容をそのまま記録、共有しておくことができます。
本来は、ビジネス用のコミュニケーションアプリなので、強固なセキュリティシステムやバックアップ体制も整備されていますので、安心して使用できます。

これらはすべて「クラウド」を使って保存できるアプリです。これを利用すれば、過去に保存してきた膨大なデータを常に片手に収めているのと同じ、というわけです。

【次回予告】
第3回は、「ずるい情報の集め方」です。11月2日(月)アップ予定ですので、お楽しみに!

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