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打ち合わせの内容や資料は即データ化すること! その簡単な方法とは?

<名刺>
写真を撮るだけで一瞬で名刺がデータ化できる

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名刺は、今行っているビジネスに直結した情報源。今回は、名刺のデータベース化に便利なアプリなども紹介していきましょう。

●どんどんたまる名刺を、使えるデータベースに!
名刺には、実際にお会いした方に関する貴重なビジネス情報が、小さなスペースの中いっぱいに詰まっています。
名刺は、すぐにデジタルデータにして保存しておきましょう。
データ化すれば、検索するだけで必要な時に必要な情報が、すぐに取り出せます。肩書が変わった時などの修正も容易です。また、クラウドなどに保存しておけば、外出先でも情報を取り出すことが可能になります。さらに、名刺に書かれた情報に加え、「どこで会ったか」「どんな印象の方だったか」なども入力しておくと、より精度の高い情報となります。

データ化するには、無料で行う場合には、Evernoteを使います。いただいた名刺は写真を撮ってEvernoteに貼り付け、題名の部分に日付、会社名、名前、役職等を入れておきます。そうすると後で名刺を探す時に、検索ですぐに探すことが可能となります。

有料(月額480円)ですが、もっと簡単に、そして使いやすくするには、名刺管理用のアプリを利用しましょう。「Eight」なら、写真に撮るだけで、簡単に名刺がデータ化されます。氏名や会社名などで検索できるのはもちろん、相手が昇進や転職して名刺情報が変更となった場合に「通知」が届いたり、アプリを介して「メッセージ」をやり取りしたりすることも可能です。

●情報は使いやすい形に変換しよう
情報をより使いやすい形式に変換できる便利なアプリが他にもたくさんあります。それらをまとめて簡単にご紹介しておきましょう。

・名刺→データベース「Eight」
・画像データ→文字(テキストデータ)「一太郎Pad」
・写真→PDFデータ「Scannable」
・写真→関連情報「Googleレンズ(Googleフォト)」

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<セミナー>
貴重な資料をなくさないように即データ化する方法

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●セミナーは知識とひらめきの宝庫
セミナーの利点は、登壇者に直接会って質問ができること。リアルで会えば、その人の体温を感じることができるので、行く価値は十分にあります。
私は「ニューズピックス」や「本屋B&B」、「メルマガ」から流れてくる情報などからセミナーなどの参加申し込みをしています。また、「peatix」という、セミナーなど国内のイベントを管理、運営しているサービスがあり、ここでも日本全国のイベントを探せます。
ちなみに「peatix」では、自分で簡単にイベントページを立ち上げることもできます。基本無料で使えますので、セミナーを自分でやってみたい方にはおすすめです。

また、「セミナー」のほかに「講座」というものもあります。「セミナー」は単発のものが多く、値段も比較的安めですが、「講座」は数ヶ月間にわたり3回から10回くらい開催され、値段も比較的高めです。
セミナーに参加したら、スライド資料やホワイトボードの文字などは、リアルならスマホで写真を、オンラインならキャプチャーを撮りましょう。写真は、後でメモと一緒にまとめておきます。写真の場合、iPhoneで普通に撮ってもよいのですが、より見やすくするには、撮った写真をその場でPDFにしてくれるScannableを使うのがおすすめです。

●すごい人から直接学べる「オンラインサロン」
「オンラインサロン」は、これまでの「ファンクラブ」のような隔離されたものとは違い、著名人と直接交流することができる新しいコミュニティです。私が入ったオンラインサロンを一部ご紹介します。

【猪瀬直樹さん】Facebookグループでの投稿と2、3ヶ月に1回、猪瀬さんの事務所でのイベント&飲食会開催。最近は2週間に1回、オンラインによる勉強会を開催。月額会費8640円。

【竹中平蔵さん】月1回勉強会開催。政治関係者も多く参加。月額会費は1万1000円。

【キングコング西野亮廣さん】Facebookで毎日プロジェクト報告。7万人超参加。月額1000円。

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<打ち合わせ・会話>
仕事ができる人になるためのメモ術 

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●打ち合わせ内容は、その場ですぐにデータ化しよう
打ち合わせや会議で話したことは、後から見直したり、関係者と情報共有したりするために、きちんとメモとして残しておくのがビジネスの基本です。打ち合わせ内容等はデジタルデータとして残しておくようにしましょう。
ツールとしては、ビジネスチャットアプリ「チャットワーク」を使っています。「打ち合わせ」専用のグループを作って、そこに保存します。

まず、一番上に「日付」と後で検索できるよう、「タイトル」として打ち合わせをした人や会社名、議題そのものを入力します。
こうしておけば、同じ人との面談記録を時系列で見直したり、特定の話題について、いつどんなことを話したのかなどを検索したりできます。クラウドに保存しておけば、外出先で過去の面談内容がチェックできるのも便利な点です。

時間がかかるので、あまりおすすめはしませんが、打ち合わせ内容をすべて録音しておいて後でより正確な議事録を作るその場合、iPhoneの録音機能(ボイスメモ)が使用できます。また、録音内容をそのままテキストデータ化するなら、Android限定の音声文字変換アプリを使うとよいでしょう。

最近は、Zoomなどによるオンライン会議が行われることも多くなりました。メモの取り方はリアルな会議、打ち合わせと一緒です。ただ、Zoomには録画機能がありますので、別途、他の録音用アプリなどを使用する手間が省けます。

●もっとたくさん打ち合わせ、会話をしたい、と思ったら?
さまざまな業界の人と関わりたいと思っても、いきなり知らない人と面談の機会をつくるのは、なかなか難しいことだと思います。そんな時は、スマホのビジネスマッチングアプリを使うと、容易に面談が可能になります。日本最大級のビジネスマッチングアプリ「yenta」が基本無料で使えるのでおすすめです。

しかし、いざ会うと、「うまく話せない」「話す話題に困る」という方もいるでしょう。そんな時は、江川ひろしさんの話し方教室で教わった、「はなしかたきょうしつ衣食住(流行(は(やり))、仲(な)間、仕(し)事、家(か)族、旅(た)、気(き)候、養(よ)生(健康)、運(う)動(スポーツ)、 趣(し)味、通(つ)信(ニュース)、そして、着(衣)るもの、食(食)べるもの、住(住)むところ)」と「木戸に立てかけし衣食住(季(き)節、道(ど)楽、ニ(に)ュース、旅(た)、テ(て)レビ、家(か)族、健(け)康、仕(し)事、衣食住)」があります。
話題に詰まったらここからネタを探してみるとよいでしょう。

【次回予告】
第6回は、「ずるいアイデアの出し方」の第1弾。忘れない記憶術、一流クリエイターのアイデア法などを紹介します。11月24日(火)アップ予定ですので、お楽しみに!

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