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【キャリアにおける逆境】

キャリア支援の仕事をしている理由
自分自身がカベにぶつかることが多くて、
失敗や苦労を色々としてきたから

個人の立場は弱い
もちろんスキルやステータスがあれば
そんなことはなかったりもするが
現実は中々に厳しい


特にスキルと呼ばれるものがなかった
学歴が高卒、20歳の菅野青年の話だが、
正社員で勤めていた会社で、
急に仕事を失う、明日から仕事なし

不景気ということもあって、
社内から人が消えているなと感じていた
安定はない、20歳で知った現実


自分の強みを考えて、
経歴書をつくろうとするが、
出てこない、出るのは威勢ぐらい
資格は運転免許証

通常の転職方法では通用せず、
書類審査が通らず、ヤケクソになった
めんどくさがりの性格も足を引っ張った

一旦、日雇いの建築現場の仕事をはじめた
日勤、夜勤、日勤と寝る時間を削って働く
少しでも余裕のある生活をしたかった
1ヶ月休みなしは当たり前で、
アパレルの仕事を掛け持ちではじめた時は、
3ヶ月休みなしで働いた
そこから転職を繰り返し、
販売職、営業職を経て、今に至る

はじめはすごい人になる!という
曖昧な思いで突っ走っていた
その中で、だんだんと
自分はどうなりたいのか、
どういう人間でありたいのかが、
見えてきた


頑張りたいという思いがあっても、
うまく進めない人たちがいる
あの時の自分のように
思いはざっくりしていても、
きっかけさえあれば乗り越えられる

大切なのはちょっとしたきっかけ
でも、そのきっかけを掴むのが難しい
流れに乗ることができれば、
あとはどんどん経験を積んでいくことで、
着実にスキルは磨かれていく

選ばれる、という立場から、
仕事を選ぶ、という立場へと変わる

大切なのは「きっかけ」


もちろん、
自分自身に原因を見つけて、
真摯に受け止めることも忘れてはいけない
傲慢や怠惰は、敵
その上で、
キャリアにおける逆境と向き合って、
戦っていくということ


依存しない働き方
パラレルキャリアという働き方がある
資産形成ではポートフォリオをつくるのだから、
キャリアにおいてもポートフォリオをつくるべき

1つの仕事で100%収入を得るよりも、
小さくてもいいから、
WEBデザインの勉強をしたり、
プログラミングの勉強をしたり、
簿記の勉強をしたり、
英語の勉強をしたりして、
月に数千円でもいいから
仕事を受注できるように頑張ってみる
そういう小さいところから何事もはじまる


震災の時に仕事を失いそうになった
20歳でいきなり仕事を失った
コロナで収入が0になりかけた時もあった
安定というものはないかもしれないが、
キャリアは他の誰でもない、自分自身がつくるもの


常に新しいことに挑戦する
業務委託先が7社ほどになっている現在
自分の無力さに打ちひしがれる日々である

キャパオーバーはいつものこと
それでも食らいついて頑張れるのは、
自分の小さなプライドのためでもあるし、
スキル向上や、目的達成のためでもある
それと同時に、
自分がした経験がいつか誰かの力になれる時が、
くると思っているから


あなたが経験した
辛いことも苦しいことも大変なことも
きっといつか誰かの力になれる時が来るはずである

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