『ろくのいろを終えて』
先日、演劇団体keikai公演「いろいろ ろくのいろ」が無事に終演した
本番をむかえるまでに色々あって、
大変なことが多かったけど、
それでもこうして本番を無事に終えることができたのは
嬉しいし、達成感で満ち満ちている
今回、途中から急遽参加することになり、
本番までの稽古は5回、
そこから3週間空いて、
本番2日前に本格的に合流するというスケジュール
みなさんがほぼ、平日は仕事をしているため、
平日は動きたくても動けない人が多い
夜もどうしても時間が取れないことも多い
貴重な5回の稽古を当たり前だけど必死でやった
なによりこのあと本番前まで3週間空くという恐ろしさ
それ以外はとにかく自分で稽古
ギャグシーンはアドリブだったので、
とにかく元にした漫才を聞いて、
ちゃんと返せるように準備をした
役柄的にシーンを引っ張るような、
そのシーンの熱を上げるような感じだったので、
責任重大、重要人物
マルチタスクが苦手、ということを忘れ、
この舞台の1週間前に本番を迎える舞台の稽古もしながら、
とにかく日々稽古に打ち込んだ
夜はとにかく台本を叩き込んでから寝る
次の日、目が覚めると少しずつ頭に入っている
実際に過密なスケジュールでやっている人が、
いるのだからできないわけがない、同じ人間
自分の中のポジティブが弱い自分を励ましながら
本番2日前から怒涛の日々で、
限られた時間の中で、
舞台セットや小物などを猛スピードでつくり、
前日は早朝から夜遅くまで準備をした
自分がちゃんと通し稽古をできたのは、
この日だったので、不安で溢れていたが、
みんなと作り上げていく中で、
そういった不安も薄れていった、気がした
そして、会場の関係でとにかく時間がなかった当日
みんなでギリギリまでバタバタ、ドタドタしながら、
猛スピードで準備をして本番を迎えた
本番までピリッとする空気を出したこともあったし、
厳しいことを伝えたこともあった
でもそれは演劇が1人ではなくて、
みんなでつくり上げていくものだと思っていたから
割と終始ふざけていた件について弁解すると、
経験が浅い人や、
今回はじめて舞台に立つ人が割といたので、
自分なりに空気を和ませたかったから
それとギャグシーンをやるための準備の運動
そんなこんなで、
無事に本番を終えることができた
自分自身の反省点は、かなり多い
それでも2年ぶり、3年ぶりに会った前の共演者たちに、
「すごい変わった!」「何があったの?」
とか嬉しい言葉をもらったり、
今回の共演者の方々に、
「出演してくれてありがとう」
とか言ってもらえて嬉しかった
こちらこそ感謝、つまり、ありがとう、である
自分の力のなさに打ちひしがれる役者の日々だったけれども、
ほんの少しでも前に進めているのかな、とか思えた
これからもっともっとカベにぶつかるだろうけど、
ほんの少しずつでも前には進んでいるのかな、とか思って、
精進していきたいなと思っている
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