目の前に観客がいれば、小説家もライブで戦える〜2/15「ショートショートバトルVol.5」を終えて
「ショートショートバトルVol.5」大盛況のうちに終了しました。参加いただいた作家の皆様、お越しいただいた皆様、中継を視聴していただいた皆様、ありがとうございました。
昨年の第1回から、顧問の我孫子先生に「こんな面白いイベントなんだから、ぜったいたくさんの人に見て欲しいですね」とおっしゃっていただいてたのですが、ついにその時が来た!って感じですね。
今回は、レギュラーの川越宗一先生が直木賞受賞というビッグトピックがあったのも加わって、開場早々から続々とお客さんが来られて、何より作家の皆さんが来るなり「えっ!今日はこんなに人が多いの?!」って皆さん驚きの表情。
そのせいか、いつもと一味違う高揚感と心地よい緊張感がありましたねー。
今回参戦したのは、川越宗一先生や今村昌弘先生、木下昌輝先生ほか豪華10名。東軍vs西軍、南軍vs北軍といった4組、2回戦に分かれ、当日開演と同時に、僕が決めたタイトルと、来場者から集めたお題からひとつ、さらに「ムード」まで決められて、リレー形式で30分以内に即興で書き上げるという、超ハードなルール。
それでも去年までは、まだなんとなくサークル内でのゲームみたいなノリも心なしか感じてられたんだけど、今回はちょっと違ったのよね。
目の前にたくさんお客さんがいると、やっぱり張り切るんでしょうね。みなさんけっこう本気感が漂ってました。
もちろん出来上がった作品も素晴らしく、書き上がると同時に曽我未知子が朗読するや、場内爆笑と万雷の拍手。
そしてそれを受けて、どんどん作品も転がっていって、まさにこの日、この瞬間、この場所でしかできない物語が4つ、生まれました。
やっぱりプロは素晴らしいです。
そして、どんなジャンルであれ、「ライブって楽しい」ってたくさんの方に知ってもらえると、木屋町パームトーンを運営している甲斐があるというもんです。
それもこれも、我孫子先生が毎月来られてイベントをしてくださり、さらに僕の思いついたいろんなアイディアに、割と気軽に乗っかってくださるからでして、来月以降も様々な企画を用意しています。
ちなみに来月(3/21)は、ブーム到来直前、ついに本格的にマーダーミステリをやるよ。そのあとは前回大好評だったボードゲーム大会。
お楽しみにー。
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※書きあがった各作品はこちらから。
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※当日の中継(アーカイブ)はこちらから
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