笑病日誌「眠る笑韻、笑う主治医」

おととしの八月ごろ、2月から続いた咳が治らず床に伏して肋骨にひびが入りそうな位酷い咳だったのだけれど当の本人は

「肋骨は右と左で六個づつあるからろっこつ(肋骨)―!」

など、咳の合間に笑えない躁状態なジョークを母親相手に放っていた私ですが咳も完治はしてないものの毎日の吸入薬でコントロールと体重を落とすという宿題も頂きまして、今は母の入院に備えてあれやこれやと忙しい日々を送っています。

今日は精神科の定期通院の日でしたが、朝あまりにも早く起きすぎて診察がお昼近くになるので久しぶりに一人で浜松駅周辺をスナップしてきました。








三枚並べると、もうそろそろ梅雨入りでなんだか私はちょっと切ない気持ちになります。低空飛行でも、飛んでいるのだけれどどこか物憂げなこの季節。私だけではない。そう。私だけではないのだけれど、詳しくは書くのを辞めるけれど、生死の淵をさ迷って思った事は本当に生きていて、良かった。そう思います。

こんな病気ばかりでも、感情がある事、泣けること、笑えること、楽しめる事。そしてたまにブチ切れ、いや怒れること。それらも一緒に共有できる人たちがわずかばかりでも身近にいる事。



夕立ち過ぎて。


ちょっと、湿っぽくなってしまいましたね、文章が。お話を今日に戻すと最近眠りが浅く、中途覚醒が多くて参ると診察で話をしたらどうやらちょっと家事やもろもろに忙しくしすぎてそれらが神経を昂らせてるのではないか、とのことでした。お薬で調整はせずに、次回の通院の間隔も以前と同じ2週間で様子を見ることになりました。

今の精神科の主治医とはかれこれ診ていただいて13年ほどたちその間にもトータルするとかなりの歳月を入院病棟で過ごしてきたのですがそこでの経験も今の私の今後のベースとなっています。

最後に今日は少しスナッパーズハイ(?!)に成っていたのか、主治医に
「先生の診察が一番元気出ますからね」
と、言ったら日本の昭和の寡黙な父親の様な雰囲気の主治医が声に出してニコニコ笑っていたので、無機質な診察室があたたかなムードになりましたとさ!!!

おあとがよろしい様で^^

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