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プロダクト‌ムー‌ビー‌で‌振‌り‌返‌るShowcase Gigの道のり‌

Showcase Gig note担当のKです。Showcase Gigは今年2月で9周年(創業10期目)に突入しました!(パチパチッ)これまでを振り返ると本当に色々あったなーなんてしみじみしちゃいますが、今回はそんなShowcase Gigの歴史とそれを取り巻く社会背景を少しご紹介しようと思います!懐かしムービーを遡りつつ、時代の変化を感じながらお付き合いいただけると嬉しいです。


2012年 ShowcaseGig創業

創業当時の2012年と言えばまだ平成24年、Showcase Gigは代表 新田とCTO石亀で共同設立の下、7名のメンバーでスタートしました。

▼創業初期のオフィス風景

2012年オフィス_ロジェ青山 (1)

ここで少し「あの頃」をフラッシュバックしてもらうべく2012年のヒット商品を紹介すると・・・LINE、スカイツリー、食べるラー油、アサイー、そして流行語大賞はスギちゃんの「ワイルドだろぉ」でした。懐かしさを超えてエモいですね。
当時はまだガラパゴス携帯(ガラケー)が多く、スマホの普及率は20%程度でしたが、LINEの登場により、グループで簡単に連絡が取れたり、画像の共有が便利になったりとコミュニケーションの在り方が大きな変革を迎えていました。

Showcase Gigの取組領域である「食」においては、1997年から約15年間も減少傾向であった外食市場がちょうど増加に転じた頃。とはいえ、テイクアウトやデリバリーの市場規模は、外食市場全体の5分の1程度でした。
デリバリーはもちろんテイクアウトもそれほど需要はなく、言うまでもないですが「モバイルオーダー」などというサービスは存在していませんでした。真の意味で、この概念をゼロイチで啓蒙する必要があったんです。土俵がない中で立ち上げるのって、もともとあるものを真似るより何倍もの苦労が求められるってよく言いますよね。まさにそんな感じ。

日本初のモバイルオーダーサービス「O:der」をリリース

そして、創業の翌年2013年7月にテイクアウト用のアプリ「O:der(オーダー)」を正式にリリースし、2014年6月には、「the 3rd Burger」でモバイルオーダーとビーコンを活用した新システムを導入するにあたって、記者会見も開催しました。
当時のプロダクトムービーがこちら。


同年11月には、ゲームとフードデリバリーを融合させたアプリ「デリバリープラネット」をリリース。
2019年をもって惜しまれながらサービス終了しましたが、これがまた5年という月日で想像を大きく超えるかなりのヒットアプリに成長したんですよね(実は)。

そしてその他で言うと、2015年にはApple Watchローンチパートナーに「O:der」が選定されました・・・!地味にスゴイとはこのこと。Apple社が「O:der」に注目し、本国の副社長(ヴァイスプレジデント)がオフィスへ来訪して、当時世界でも例のなかった「モバイルオーダーシステム」を絶賛してくれました。今でこそ、弊社を知っていただく機会は多いですが、当時は20名程度のスタートアップだったので、社員一同、グローバルな風が吹いたことに盛り上がりました。

その時の世界観を表現したのがこちらのムービー。
これまでとは違ったアプローチで、「IoT連携」がテーマ。この体験はApple取材で著名な林信行さんの記事にも取り上げられています。

ただ、この頃はまだ「最先端のR&D」という域を出ず、Showcase Gigの標榜する「日常の消費体験」には程遠い・・・。そんな歯がゆさもあって、2016年3月には、「O:der」のモデル店としてリアル店舗をオープンしました。「O:der」で事前注文・決済し店舗へ商品を受け取りに行く、というモバイルオーダーを前提とした店舗のデジタルコーヒースタンド「THE LOCAL」です。

LOCALぼかし後 (1)

リアル店舗の運営に踏み切った背景は、モバイルオーダーがユーザーと店舗の双方にとって便利なサービスであると気付いてほしい、そのためにはモバイルオーダーを完璧に使いこなすかっこいいお店をつくり、体感できるようにしよう、というものでした。また、店舗から見た操作性や改善点などを検証する目的もありました。

地味に開発・改善を積み重ねてきた強さ

2018年頃からは、テイクアウトにとどまらず食領域全体のデジタル化に乗り出していきました。
開発を重ねて無事リリースに至ったのが、現在も導入拡大している、店内用のモバイルオーダー「O:der Table(オーダーテーブル)※旧:SelfU」やセルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」です。
様々な業態や店舗の運営スタイルに応じたデジタル化の需要にお応えできるベースが整ってきたのがこの頃で、飲食店様へのご提案の幅も格段に広がりました。

2020年2月には、全国の「吉野家」でWeb版のテイクアウト用モバイルオーダーサービス「O:der ToGo(オーダートゥーゴ―)」のご利用が始まりました。

最新のプロダクトムービーはこちら!

長々とこれまでの歩みを遡ってきましたが、2020年末、Showcase Gigにとって嬉しいニュースが飛び込んできました!「モバイルオーダー」という言葉が「日経トレンディ」の年間ヒット商品にランクインしたんです。それほどまでモバイルオーダーに注目が集まり、一般化してきたということが証明されました。認知度が低い時代から試行錯誤してきた私たちにとっては、とても感慨深い出来事でした。

“次世代店舗創出プラットフォーム”
として新たなフェーズへ

これからも、より多様化する人々のニーズに応えるために
すべての飲食店がもっと長く愛されるようになるために
必要とされるプラットフォームをつくり提供し続けたいと思っています。

そんな意味も込めて、今年2月にロゴマークをリニューアルしました
ロゴマークのアウトラインとなる頭文字「O」の部分には、過去と未来の両方に目を向けながら日本の食文化を更新・革新していく意志を表現しています。

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さらに、O:der Platformの世界観やビジョンをお伝えすべく、新ムービーも制作中です。

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弊社のメンバーも背中で少しだけ出演!
近々、ホームページで公開予定ですので、お楽しみに!

ではまた次回の記事で!

あなたも仲間になりませんか?

最後までお読みいただきありがとうございます。Showcase Gigにご興味を持っていただけたあなた、一度カジュアルにお話してみませんか?ぜひ下記からご自身が一番輝ける職種をお選びいただき、エントリーをお願いします。

※最適なポジションに迷ったら、まずは近しいかな? もしくは気になる! という役職からエントリーいただいてOKですので、お気軽にご相談くださいませ!

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