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(株)ショーケース CSマネージャー・長澤瑠伊の「私はこうやって就活しました」

3月に採用情報を解禁、6月より選考開始という方針を経団連が企業に求めるなか、季節はもう夏間近。就活が本格化するこの時期に、(株)ショーケース入社3年目となる長澤瑠伊さんに学生時代の就活のお話を伺いました。

ショーケースへの入社は“挨拶”が決め手

インタビュアー:今日は、今年で入社3年目となった長澤さんに、学生時代の就活ストーリーについて伺いたいと思っています。よろしくお願いします。

長澤:よろしくお願いします。ただ、私の場合、いわゆる“就活”をしたとは言えないかもしれません…。正直、就活の「し」の字くらいしかやっていないかと思います。

インタビュアー:え、それは、どういうことですか?

長澤:エントリーした会社は、おそらく5社もありません。そして、内定が出たのもショーケースの1社だけでした。

インタビュアー:それはすごいですね。何十社もの会社にエントリーする就活生もたくさんいますからね。何が決め手でショーケースに入社されたのでしょうか?

長澤:何かを決断するにおいて、私にとってファーストインプレッション(第一印象)は非常に重要です。面接で初めてショーケースのオフィスに来た時、通りかかる社員の皆さんが気持ちよく挨拶をしてくださったことがとても印象的でした。当たり前のことのように思えて、実は他社へ面接に行った時には必ずしもそういう雰囲気ではないこともありました。そんなショーケース社員の方の姿を見て、「私もこういう人になりたい」と、自分の未来が少し描けた気がしたんです。

インタビュアー:たしかに、挨拶を積極的にしてくれる会社だなというのは、私も初めてオフィスに来た時に印象に残りました。これはショーケースの社風の1つですね。

本質からブレず、自分らしい就活を

長澤:あとは、就活を早く辞めたかったというのも正直なところです…(笑)。

インタビュアー:5社しか受けていないのに就活を辞めたいって、世の就活生に怒られそうですね(笑)。なぜ、就活を辞めたかったんですか?

長澤:皆が同じ服を着て、同じ髪色をして、同じ髪型をしていることが耐えられなかったんです。まだ就活を始めたばかりの頃、たくさんの企業が一斉に自社の説明を行う、いわゆる合同説明会みたいなものに参加したことがありました。すごく大きな会場で開催されていて、そこで皆が同じようなスーツを着て集まっているのを見ていたら、お腹が痛くなってきてトイレから出られなくなってしまったんです。一種のアレルギー反応のようなものでしたね…(苦笑)。それから、いわゆる“就活”に嫌悪感を抱くようになりました。

インタビュアー:普段から直感を大切にされている長澤さんだからこそ、“何かおかしい”と体が反応してしまったんですね。

長澤:おそらく、そうだと思います。本質的でないことが嫌いで、良い意味でも悪い意味でも自分に嘘がつけないんです。でも、そんな型にはまった就活が嫌だったらこそ、私はそれ以外の方法で就活をしようと思うようになりました。髪の毛も黒染めは一切せずに、むしろ今と変わらないくらい明るい髪色のまま就活をしていました。そして、服装もスーツではなく、上下色の違うジャケパン(ジャケット+パンツ)スタイルで面接に行っていました。

インタビュアー:ありのままの姿で就活に挑まれたんですね。でも、スーツではなくても、オフィスカジュアルな服装であるところが、さすが本質を外されていないなと感じます(笑)。

長澤:そうですね。目立ちたいからそうしていたわけではなく、理由もなく人と同じように振る舞うことが受け入れられなかっただけなので。それに、同じような形式のエントリーシートを何回も書くことも嫌だったので、スカウトサイトに登録したり、エントリーシート不要のチームディスカッションを重視する企業にのみに応募していました。

インタビュアー:では、エントリーした5社というのは、実は長考して選んだ5社だったのですね。

長澤:そうですね。自分の心が動く会社にのみ、エントリーしました。

インタビュー:直感に素直に従われていたのですね。

第二創業期は、“核”となる存在に

インタビュアー:今振り返ると、そんな長澤さんの就活は何を軸にしていたと言えそうですか?

長澤:”人”ですね。先ほどの挨拶の話もそうですが、実際のところは、その会社へ行って社員の方に会ってみないとわからないと思うんです。だから、説明会でもどんな方が話しているのか、「こういう人になりたい!」と思える人はこの会社にいるのか、というところを重視していました。

インタビュアー:ある意味、ショーケースは直感的に選んだ会社だったと言えると思いますが、入社後に気がついた良さはありますか?

長澤:そうですね。これは、就活中には気がつかなかったことなのですが、あらゆる業界の一流の企業が取引先にたくさんいてくださることは大きな強みであると感じています。そういった取引先の方と関わらせていただくなかで視野も広がり、自分自身の成長スピードも速いと思います。

インタビュアー:なるほど。たしかに、大手企業に入社したいと思う学生はいても、大手企業をクライアントにたくさん抱える企業に入社したいという視点を持てる学生は少ないかもしれませんね。
 現在は、カスタマーサクセスのマネージャーを務めながら、営業も兼務されている長澤さんですが、今後はショーケースでどのような活躍をしていきたいとお考えですか?

長澤:入社当時から「役員になる」という目標があります。これは、役員になることがゴールなのではなく、そのくらい会社や皆にとって核となる存在になりたいという意味です。ショーケースは今年から第二創業を掲げていることもあり、振り返った時に「長澤がいて良かった」と言われるようなキーパーソンとして活躍をしていきたいです。
 また、世の中に向けて、女性の働き方のモデルケースとなれるよう自分自身が体現していきたいとも考えています。たとえば、今後、子どもを産んだとして、子どもがいることは会社にとってメリットだと思ってもらえるような働き方をしていきたいです。まだ産んだことないですし、どれだけ大変かわからないなかで言っていますが(笑)。これらは私のなかで変わらない目標です。

インタビュアー:就活にしても、仕事にしても、ご自身の軸をしっかりと持っていらっしゃる生き方が素敵です。今日はありがとうございました。

長澤:ありがとうございました。

プロフィール
長澤 瑠伊(ながさわ・るい)
カスタマーサクセス(CRMg) マネージャー 兼 営業本部。2017年入社。営業スタイルは「“受注”か、“笑い”か」。その場の雰囲気を一気に明るくするムードメーカーな関西女子。
長澤さんのショーケースでの仕事内容や入社経緯など、仕事に関するインタビューはこちら↓
https://recruit.showcase-tv.com/interview/detail13.html

文/坪井安奈

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