見出し画像

「指導的でなく自由行動」成長し続けられる環境で、ネパール人エンジニアが叶えたい夢

ショーケースのエンジニアインタビュー第6弾!
今回お話しを聞いたのは、ネパール出身のナラヤンさん。

ボランティア活動をするため、ネパールにやってきた大学生にもらった鉛筆。
貧しかったネパールでは見たこともないオシャレな鉛筆は、若いナラヤンさんの心に「海外に行けばお金持ちになれる。そして、いろんなことに挑戦できる」という夢を抱かせました。

国際的に活躍するには、世界のどこでも仕事ができるIT業界で仕事がしたいと思い、ネパールの大学卒業後、日本の専門学校で情報処理やプログラミングを学びました。専門学校卒業後も日本の調査会社に就職。その後、派遣会社へ転職し、様々な大手企業でのシステム開発の経験を経て、ショーケースへ入社しました。

画像1

カダカ ナラヤン
2019年入社。ProTech開発本部 ビジネスディベロップメントエキスパート
チームのリソース配分、機能の成長、事業戦略などプロジェクト全体を管理している。

短い人生、日々成長し続けられる環境

―ショーケースへの入社のキッカケを教えてください。

最初は派遣社員としてショーケースで開発業務に携わっていました。
業務を通じて、自分がやりたいことや目指したいことを尊重してくれる、サービス開発に対する熱い想いが伝わってきました。

エンジニアとしての最初の1~2年は、色んな企業をまわることでたくさんの知識を習得することができるので派遣がいいと思います。各社のいいところをピックアップして、自分の知識にしていけば成長スピードは早いです。

でも、人生は短い。派遣で経験を積み、色んなことを早くやりたいと思っている私にとって、自社サービスを社内で開発しているショーケースはいろいろ試せる場所だなと感じ、入社を決めました。

―派遣時代は、様々な大手企業での業務を経験されていますが、大手企業とショーケースの違いは何だと思いますか?

派遣は依頼された業務を行うので、決まったこと以上の仕事をする必要がないというところが多いです。
しかしショーケースでは、自らプロダクトを提案して作り上げ、育てていくことができます。

それぞれがリーダーであるという意識をもっており、みんなで責任を分担しています。ヒエラルキーがあるのではなく、フラットな組織なので、誰かに依頼されるんじゃなく、みんな自分で仕事を取りに行くカルチャーが根付いています。自分の上司のためじゃなく、お客様のために、ひとりひとりが自分の意志で動いているようなイメージです。

若い人が多いため、パッションがあり、何でもやりたがりますね。そして、スピード感もありますよ。

―ショーケースのエンジニアチームはPDCAが早いと別の従業員も言っていましたが、そのために気を付けていることは何でしょう?

ゴールを定めることですかね。いつまでに何をするのか、目的を明確にすることが仕事を早くするコツかなと。
ProTech開発本部は、「eKYC(※1)で日本一のサービスになる」という目標があります。そのためにどうすればいいのか、全員が常に意識しながら仕事をしています。
(※1 eKYC:electronic Know Your Customer = オンライン本人確認)

「better than yesterday(昨日よりも良くする)」というスローガンもあり、朝会・夕会時に全員で言って意識を合わせています。

学生の時は毎年のように成長を実感できますが、社会人になると人はあまり成長を感じなくなります。

このスローガンによって、日々の成長を実感しながら、同じゴールを目指すイメージを共有することで、チームが一体化するんです。
照れる人もいますけどね(笑)

私はこのスローガンの元、「昨日の課題を今日も引きずらない」という意識で仕事をしています。
企業や顧客、社会の課題を一早く解決し、沢山の課題を解決していくためにも、日々成長していきたいですね。

指導的でなく自由行動

―ProTech開発本部は、どんなチームだと思いますか?

みんな声が大きくて、言い合いができて、自由です。刺激的なチームですよ。
“言い合い”といっても、「ここはこうしたい」というちゃんとした目的をもっているので、嫌な気は全くしないです。役職や年齢に関係なく、みんながプロフェッショナルとして行動しているんです。未来型のチームだと思います。

また、自由とはいっても、「お客様の課題を解決する」という延長戦上の自由です。
エンジニアというのは、クリエイティブである上に、どんなことに対して何を解決していけるかが重要だと思っています。そのため、私たちはクリエイティブを発揮するために「自由」を尊重しています。

そして、責任感があります。
自分が産んだ子どもを保育園の先生が世話をすることは出来ても、育てることはできないですよね。子どもを育てられるのは親です。これと同じように、私たちが一生懸命作った製品は私たちが育てるという意識をもっています。営業やマーケ、カスタマーサクセスなどはチームの一員ではありますが、誰よりも製品を育てるという意識が持つべきなのは、クリエイターつまりエンジニアです。
エンジニアは「こんなことがしたい」と積極的に発信をして、お客様が求めていることは何なのかを直接キャッチアップします。今はコロナ禍ということもあるので難しいですが、エンジニアも必ずお客様のところにいくようにしています。

「ここまでやればいい」という概念を破壊したいし、もっと色々壊して、新しいことを創造していきたいですね。

―ショーケースでいちばんやりがいを感じたことは?

ショーケースが出資しているカンボジアの会社に赴いて、課題を解決したことですね。たまたまミャンマーでのセミナーに出席する機会があったので、ついでに訪問したんです。金融系のアプリを運用している会社なんですが、不正が多発しているという相談をうけました。ショーケースの顔認証技術の利用を提案したところ、先方の課題解決につながりました。

現地を後にした後もオンラインで関わり続けた結果、1日でヒアリングから課題解決まで行ったということが印象的でした。
海外での問題も、動けば解決に繋げていくことができるということを実感しました。

やはりもっと動かないと、世界はわからない。
日本の枠内で物事を考える人が多いので、もっと世界を見るということがショーケースに足りない部分なのかもしれません。2倍成長するのか100倍成長するのか、どこを狙ってどこに種をまくかが重要ですね。

画像2

拡大を続けるショーケース

―転職しないでショーケースに居続けるのはなぜですか?

拡大を信じてるからです。
今、ショーケースにはエンジニアは20人程在籍していますが、直近3年以内に100人にしたいと思っています。そして、オンラインの入力から認証まで全てショーケースの製品で完結することができるプラットフォームを作りたいです。
私が目指しているゴールに辿り着くには、まだまだ改善しなくてはならないことがたくさんあります。
危機感を常に持ちながら、ぼくが目指している拡大が実現できるまでショーケースで働きたいです。

―今後、どんな人にショーケースにきてほしいですか?

ものづくりがしたい人ですね。自分でつくりたいという意識をもつことが一番大事です。わからなくてもいいから、”つくりたい”というパッションが重要だと思います。

日常の明確なルーティンをもっていることも大切ですね。
目標があるから日々の生活が決まってきます。長期的な目標をがある人にきてほしいです。

―ありがとうございました!

ナラヤンさんに一問一答!

Q.座右の銘は?
No guts, no glory.

Q.夢や野望は?
TECHNOLOGYを安く、誰でも利用できるようにする。
世界の貧しい子供たちにもTECHを通じて勉強できる環境を構築する。
死ぬまで200棟学校作る (4棟すでに完成)残り196棟 (幸せを配る)


ショーケースのエンジニアに興味をもっていただけた方は、ぜひ他のエンジニアインタビュー記事や採用ページもご覧ください!

■CTO:髙野

プロダクトスペシャリスト:角谷

■QAエンジニア:田津原

■セールスエンジニア:奥村

■エンジニア:三吉

■採用ページ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?