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2023年のGW現地リポート回大反省会場はこちら

番組をお聞きの方もそうでない方もこんにちは。
ポッドキャスト番組『昭和オカルト奇譚』のマサです。
というわけで、2023年5月5日と、5月26日に公開の現地リポ回①(+過去の猿島リポート)②の反省会場はこちらです。

行先その① 八王子城跡

実にサワヤカな行楽日和でした。

 まず最初の目的地は、北条氏の本城である小田原城の支城、八王子城。
城主は北条氏照。
その歴史や心霊スポットとなった所以などは番組のほうで話していますが、とにかくこの日は朝から快晴でオカルトとはまるで無縁の心地よい気候でした。

 また、その凄惨な歴史上の出来事のなかで、家臣団や正妻が身投げして三日三晩血で真っ赤に染まったといわれる「御主殿の滝」を目指したわけだが、ご覧のとおり、水っけが一切ないどころか滝独特のウェットな空気も感じなければ、落水の音も一切ない、つまり枯れている感じ。当時はもっと盛大に流れ落ちていたのだろうか。

それにしても、自刃したのか身投げしたのか、いまいちどちらか文献を見てもわからないのはもやもやする。今夏もまた、深夜に心霊スポットライブ配信をするtiktokerたちが訪れることでしょう。

行先その② 峰集落(奥多摩)

この時はまだ廃村まで行けると思ってた

さて、今回のメインである反省回は、2か所目の峰集落をおいてほかにはないだろう。廃墟や廃村というのは愛好家たちによる暗黙のルールみたいなもので、詳しい行き方的なものが掲載されないパターンがある。僕はそもそもマニアではないので、note出張所をご覧の方々は既にお気づきだろうが、毎度手探り状態である。

 今回は、そんな中でもそれなりに詳しいと思われるブログを見つけた。最後の目印になるような場所まで書かれていたので、もう勝ったつもりでいた。

「山の神」という山頂の祠

しかし、とにかく道中が過酷で、鳩ノ巣駅からキチィ勾配の一般道を20分ほど登り、ようやくたどり着いた「登山道入り口」からやはり勾配がキチィ山道を40分間フルで登山することになる。

 僕らはトレッキング装備ではなく、手ぶらにポカリのみというオープンワールドのRPGで初期装備で試練の山的なところに挑んだナメたプレイヤーのようだったこともあり、すれ違う登山客に訝しげな視線を向けられ、ヤスくんは20m毎に休まないと疲労で登れないという状態に陥り、実質90分ぐらいは登っていただろうか。

 そして、ようやくたどり着いた「山の神」からが本当の地獄だった。
ブログに書いてあった左右をしっかり確認して山の稜線を進んでいけば途中から道なき道となり、あわや遭難の危機に陥るわ、解釈を拡げて道を選んでみたら、今度は林業の資材置き場や軽トラがでてきて、明らかに廃村ではない場所に出るわで、さんざんな結果となった。次の移動時間もあるので、タイムアップになってしまった。「山の神」からの行き方を知っている方はぜひ教えてほしい。

撮れ高が微妙だったので、以前、ソロで見にいってボツにした「鳩ノ巣渓谷」の廃ホテル群を現地リポートすることにした。

 ソロで訪れたのは確か2021年5月頃だったように思う。その当時から大きく変わったものはないが、国民宿舎的な廃ホテルの前の道が封鎖されていた。以前はそこも通れたので、ぐるっと一周できるようになっていたが。

ひっそりと廃ホテルが数棟並ぶ

ここはおそらく何のイワクもケガレもない気はする、ただ単純に衰退して廃れていったというだけのホテル群だ。それにしても、このあたりの旅館やホテルが現役だった頃は、いったい客たちは何目的で訪れていたのだろうか。それもまた謎である。宴会するだけのためか、はたまた…。

こちらからもご覧いただけます。

行先その③ 秩父湖の大洞川吊り橋

4台ほど駐車できるスペースがある

2003年4月25日に発売された心霊ドキュメント『稲川淳二 恐怖の現場』シリーズで取り上げられてから有名になったという秩父湖に架る「大洞川吊り橋」が今回の最終目的地だ。朝8:00に出て、この時18:30頃。朝マックを食べただけだったので、空腹のピークでもあった。(しかも八王子城と、峰集落で登山までしている)

これに収録されている

ちなみにこのDVDに収録されている「伊豆の天城旧道トンネル」だが、そこへも実はソロで昨年南伊豆の旅行帰りに行っているのだが、駐車場から旧道のトンネルまでの距離が思った以上に遠くて、山道を歩いている最中に(大きい方の)腹痛が急激にきたせいでたどりつけなかった。次回の現地リポート回でもいいかもしれない。

例のびっくり画像を思い出す
ちょうど吊り橋の中央に満月

スマホのカメラで感度をあげているので実際はもっと薄暗かったのだが、こんな感じだ。橋の軋む音なんかも一応渡りながら収録しておいた。稲川怪談では、まんなかあたりで斬○された女性の霊が出る、ということだったが、あまり悪い気みたいなものは感じなかった。渡り切った付近の橋のたもとで、ゴーストチューブが反応していたが、絵的には座っている感じだった。

小人かな?

 ここも心霊ライブ配信系の活動者には人気のスポットで夏になるとほぼ毎日誰かが中継している気がするが、ぶっちゃけこの橋でいわくがあるというなら、都内の言問橋などどうなってしまうのかという。
※言問橋:戦時中、東京大空襲のあった日、両岸から被災者が押し寄せスシ詰め状態となった言問橋に、焼夷弾と火炎旋風が襲い、橋にいた人々を焼き尽くした。

まとめ

吊り橋から帰ろうとすると看板の裏側のメッセージがみられる

というわけで、2023年の貴重なGWを1日潰しての現地リポートを収録してきたわけだが、反省会場もそろそろお開きに。とにかく廃村にたどり着けなかったことが悔やまれる。リベンジをしようにも、ヤスくんは二度と(山道を)登りたくないとのことで、機会があったとしてもソロになるだろう。
 
 また、今回八王子城跡はリスナーさんからのおたよりで決めさせてもらったように、どこかよさそうなスポットがあれば検討しますので、ぜひおたよりやDMで情報をください。

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