見出し画像

エロティックなあの方の番組

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

今回はエロティックでダンディな福山雅治さんの番組を紹介します。

 福山さんと言えば、かつては「オールナイトニッポン」や「魂のラジオ」などAM・FMの垣根を超えて活躍してきた印象があります。AMでの生放送番組は2015年をもって終了となりましたが、FMの番組は現在も継続しています。それが今回取り上げる「福山雅治 福のラジオ」です。

 この番組には前身の番組があり、「福山雅治のSUZUKI Taiking F.M.」と言いました。放送時間は毎週日曜の午後4時から4時55分まででした。ただし、この番組はTOKYO FM系全局ネットというわけではなく、三重県のみネットされていませんでした。三重県では隣のFM AICHIやFM大阪などが聴ける範囲内でないと、番組を聴くことができませんでした(ちなみに、radiocubeレディオキューブFM三重では自社で製作した番組を2018年まで放送していました)。土曜日に放送が移動した現在は三重県でも「福のラジオ」が放送されています。

画像1

 「福のラジオ」のコーナーの核となるのが、いわゆる「ふつおた(ふつうのお便り)」のコーナーです。毎回、多くのメッセージを読もうとしているのですが、福山さんと放送作家の今浪さんの放談が脱線を重ね、毎回1通、「ふつおたスペシャル」と題した週でも3通くらいしか読まれないという、メッセージを出す側にとっては難関ともいえるコーナーなのです。

 エンディングでは毎回「ひとこと本音」というその日の番組の振り返りや自身の楽曲、出演ドラマ・映画等の宣伝を行うコーナーがあり、思わぬ本音がこぼれてしまうこともしばしばです。また、最近増えてきているコーナーとして、福山さんが1位になったランキング(デートしたいおじさん芸能人など)を今浪さんがもったいぶって紹介するというものがあります。最初は福山さんが「そんなことないよ」などと言いながら謙遜するのがお約束となっています。

 福山さんというと、新曲リリース時に「ラジオ初ぶっかけ」「FM初ぶっかけ」と言うなど、下ネタ好きのイメージがありますが(私も魂ラジをよく聞いていた時期があったので、エロティックなトークの虜になったことがあります)、「福のラジオ」では時間帯のせいもありますが、下ネタは控えめな印象があります。ちょっとつまらないかなとも思ったりもするのですが、災害時やこのコロナ禍におけるメッセージには一聴の価値があるように思いました。特に長崎出身ということもあり、8月には平和に関するメッセージを番組内で送ることがあります。2021年は映画「太陽の子」の主題歌を担当していることもあって、キャストや監督とともに原爆についてトークをしていました。

福山雅治 福のラジオ | FM FUKUOKA | 2021/08/07/土 14:00-14:55 https://radiko.jp/share/?sid=FMFUKUOKA&t=20210807140000

今回はこの辺でおしまいとさせていただきます。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

(おさらい)
TOKYO FM 80.0MHz など全国38局ネット
「福山雅治 福のラジオ」毎週土曜日午後2時から2時55分まで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?