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出雲大社とのご縁

25年前に九州のあるホテルで結婚式を挙げ、披露宴を開いた。その時の披露宴のプランは「新郎新婦の代わりに出雲大社にお参りに行く」というものだったが、四半世紀の間すっかり忘れていた・・・


仕事で出雲地区担当になった

今年に入り、仕事で出雲の担当になった。
実地で生データを確認しないといけない業種なのだが、コロナで行くことができないもどかしさ。前任者はコロナ前のデータも書類も確認しておらず、やるべきことは溜まりに溜まっていた。
とは言ってもコロナで出張ができず、引き継いでからもしばらくは先方の担当の方々とメールと電話でのやりとりしかできない・・・。
島根の人は物腰柔らかな方が多いなあ、との印象をもちつつ数か月が経った。東京のマンボウが終わった頃、条件付きで出張できるようになった。
前乗りして出雲に入り、2泊3日で約3年分のデータと書類を一気に確認することにした。

出雲大社を訪れよう

当初はゴールデンウィーク最終日の5月8日の日曜夕方に移動して月・火で勝負だと計画していた。
「そうだ!せっかくだから出雲大社にお参りしよう!!」
と急に思いが変わった。
クソ真面目というか融通が利かないというか、出張で楽しんではいけないという謎の思い込みが以前の私にはあった。
休職をして一回頭の中を真っ白にして生き方を考えた結果、少し生きやすくなった。
どうせ出張するなら労働時間以外を楽しもうと思うようになっていた。
そのことをTwitterで呟いたらフォロワーさんたちが行っておいで、と背中を押してくれた。
ありがとう、楽しんで来ます!!

行動に移せば思いは叶う

16:55羽田発、18:20出雲空港着のフライトを10:00発、11:25着に変更した。心配性なので空港からJR出雲市駅の宿泊先までの移動手段と時間などは事前に入念に調べていた。一旦、ホテルに荷物を預けて出雲大社に行けばいいのだな、出雲大社の近くにワイナリーもあるぞ、行きたいなと思いを馳せながら当日になった。
日曜朝の羽田空港はどことなく穏やかな空気が流れている気がする。カードラウンジでカフェオレを飲みながら久しぶりフライトまでの時間を楽しんだ。
搭乗手続きを終え、機内に。お約束の富士山が見える窓側にした。もちろん心の中は子どもみたいにはしゃいでいる。富士山は見えなかったけど、スカイツリーの真上を飛んだ。あっという間に出雲縁結び空港に着いた。

いざ、出雲大社へ

初めての出雲縁結び空港に降り立つ。飛行機の到着を待ってバスが出発するので待ち時間もなく、お昼少し過ぎにJR出雲市駅に着いた。そのまま宿泊ホテルに荷物を預け、13時半にはあの有名な出雲大社の文字と鳥居(勢溜の大鳥居)が目の前にあった。
朝移動してよかった。
GW最終日の5/8は晴天に恵まれ、人も思ったよりも少なくてラッキーだった。凛とした空気を感じ、参拝前なのに既にご利益があったような穏やかな気持ちだった。

出雲大社参拝

出雲大社には4つの鳥居がある。一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)から神門通りを登り、一番有名な二の鳥居(勢溜の大鳥居)、三の鳥居(松の参道の鳥居)と四の鳥居(銅鳥居)である。
バスは二の鳥居付近に停まるが、やはり順番どおり一の鳥居からだろうと参道(神門通り)を下った。あいにく一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)も宇迦橋自体も工事中だったけど、気持ちが大事だと思った。
下調べしていなかったが、無事?に参拝をすませ、自分用に「赤いえんむすびお守り」、妻用に「美保岐玉(みほぎだま)ストラップ」を授かった。

色々なご縁

最後に今回経験したいろいろなご縁について述べたい。
・仕事で出雲の担当になったご縁で出雲大社にお参りができた
・勝手ながらTwitterのフォロワーさんの良縁祈念、安産祈願、平癒祈願もあわせてお参りしたところ、出雲にゆかりのある方が何名もいたことが後で解った
・島根ワイナリーにも行け、美味しいワインを試飲(堪能)できた
・お参りが5月8日。末広がりのにかけて感謝企画としてTwitterのフォロワーさんに8つのお守り(お土産屋さんで手に入るお守り)をお譲りすることができた。内訳は縁結びお守り4つ、招福お守り2つ、恋守りお守り2つ
・Twitterのフォロワーさんで神社に詳しい方と交流ができた
・お守りをお譲りしたお一方が後日、出雲大社(分祀)をお参りされた
・なんと、一か月後、妻の誕生日前日に再訪することができた。

銀婚式の今年、夫婦で出雲大社にお参りできたのはとんでもないご縁じゃないですかね

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
偶然読んでくださった方とのご縁にも感謝します。






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