【第8回】次に実行するリストを整えて、GTDに取り組む
こんにちは、show_ando です。
本サイトでは、「好きなことに思いっきり時間を使うために、一日の可処分時間を最大化すること」を目的に記事を書いています。
「人生で予測可能なタスクの大半が管理できるなら、どんなことになるだろう?」と思って取り組んでいます。
この連載では、GTD 上級(人生全体への適用)への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?その構築フェーズで思ったことを紹介します。
前回の記事で多様なリストを作成したことを書きましたが、その前に、何かを忘れていたような気がして「何だっけ?」と思い出そうとしていました。
ようやく思い出せたので、今回はそれを記事にします。
次に実行するリストの整備
多様なリストの作成で注意することは、その大半が当分実行しないアクションの収集と整理になりがちということです。
このリストを「絵に描いた餅」になることを避けるには、必ず実行するリストを自分なりの方法で整備することが大切でしょう。
本サイトで紹介する特徴
状況のコントロールと将来への見通し
GTD を初級から上級に移行するときに、押さえておきたいと思うことは、このGTD 本に記載されている「状況のコントロール」と「将来への見通し」の整理でした。
状況のコンロトールは、GTD のワークフローとしてよく知られている5つのステップです。
でも多様なリストを整理し実行するには、さらに将来への見通しの6レベルでの整理も必要です。
次にとるべき行動
「次にとるべき行動」とは、この6レベルのひとつです。
GTD の多様なリストは、OmniFocus (macOS版)でまとめていますが、「次にとるべき行動」は、たすくまで管理しています。
行動ログから見つけた時間を区切るルーチン
この記事でも紹介しましたが、今日一日の時間は、私たちが生きていくために不可欠な生理現象(睡眠、トイレ/休憩、食事)で区切られていると、見立てています。
これに気づいてからは、これを区切るルーチン・タスクとして登録して、積極的に活用しています。おもにしていることは、この二つです。
直前に実行したタスクのレビュー(気づきや改善点などの反映)
次に実行するタスクの選定や、これからやろうと思うタスクの洗い出し
こうして「次に何をするか」のリストの精度と確度を上げていきました。
ここには、確実に今日実施するリストの自分なりの工夫やスタイルも含まれます。
あたりまえなタスクの活用
こうして毎日、区切るルーチンで、次に実行するタスクのリストを整備するタイミングにも活用しています。
ただ多くの人は、この確実に実施しているルーチンタスクを、軽視しているように思います。
だからこの構造をメタ認知して、タスクを活用するようにしてきました。
GTD で整備したいリストには、これからやってみたいこと/まだやったことのないことタスクを含めがちです。
だから、それを実施できないと、自信を失ったり、自己肯定感を毀損したりする元にもなりがちと思います。
多様なタスク整備の準備
こうして GTD 上級システムに必要な多様なリストを整備する前に、確実に自分が実施するタスクのスタイルや工夫をつかむプロセスは、大切と思います。
多様なタスクの実行イメージ
この記事で紹介しました。
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
GTD 上級システムに取り組もうと多様なリストを作成する前に、自分が作成するリストへの信頼感の醸成のプロセスも大切と思っています。
またこの時間を区切るルーチンは、毎日、生きていくために必須のタスクで万人に共通している割には、まじめな人ほど軽視しがちと思っています。
今回は、これをあえて意識してその意味づけを変えて、GTD の取り組みを加速させた経緯を紹介しました。
これがわたしの GTD 上級システムへの取り組みの起点となり、オリジナリティにもなっていると思っています。
わたしは note 以外での発信( Twitter, facebook, LINEなど)はしていないので、
今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。
ではまた