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みんな大好き「カレー」。まごうことなき国民食ですね。
インドカレーに欧風カレー、タイカレーやらパキスタンカレーやら…。ビーフカレーやポークカレー、チキンカレーやシーフードカレーなどもあれば、もちろん給食のカレーや学食のカレー、かあちゃんのカレーに蕎麦屋のカレー、エトセトラエトセトラ、です。カノジョさんがカレシさんの胃袋をつかむアイテムもカレーだったりしますね。

日本には、いろんなカレーがあふれてますが、ふと、「最初のカレーって、なんだったんだろう?」と、気になって調べてみました。そこからスタートです。

日本で最初に食べられたカレーは、あれのカレー

カレーに入れるお肉と言えば、ビーフ、ポーク、チキンが「3強」ですが、日本で初めて家庭向けに発表されたカレーのレシピは、そのどれを使用するでもなく、シーフードの類でもなく、実は「カエル」の肉を使用するものでした。

時代は、明治初期、当時の日本には、牛肉や豚肉を食べる習慣はほとんどなく、鶏肉は食べていましたが、簡単には入手できるものではなかったため、鶏肉と食感が似てるという理由で、カエルがカレーのレシピに採用されたのだそうです。

もうだいぶ前の話、15年前くらいですかね、「横濱カレーミュージアム」で、明治5年の日本最古のカレー「カエルカレー」が600円で食べられた時期がありました。
ちなみに販売開始された日は、6月2日。この日は、日本記念日協会認定の「カレー記念日」だそうです。

なお、このカレーは、明治5年(1874年)発行の「西洋料理指南」に記録されているカレーを再現したものだそうでして、詳細は以下の通り。

「葱一茎生姜半箇蒜少許ヲ細末ニシテ牛酪大一匙ヲ以テ煎リ水一合五タヲ加へ鶏海老、鯛、蠣、赤蛙等ノモノヲ入能ク煮後「カレー」ノ粉一匙ヲ入煮ル1西洋一字間巳ニ塩ニ熟シタルトキ加ヘ又小麦粉大匙二ッ水ニテ解キテは入ルベシ」(『西洋料理指南』)

「翻訳」すると、こうなります。
「ねぎ、しょうが、にんにくのみじん切りをバターで炒めて水を加え、エビ、カキ、鶏、カエルなどを入れて煮こみ、カレー粉を加えたら、さらに一時間煮て塩で味を整え、水溶き小麦粉を入れる」

鶏肉、入れてるじゃん(笑)。

意外な「隠し味」も、カレーの醍醐味ですね

オーソドックスなものから、特殊なものまで、いろいろと楽しめますね。
詳しくはこちらをどうぞ!

インドには、「カレー」と呼ばれる料理はない?!

インド料理には「カリ」(Kari)という言葉がありますが、これは「カレー」を意味するものではなく、「ごはんにかける汁状の料理」全般を指すものなんだそうです。カレーと言う名前の料理は存在いたしません(外国人向けに「カレー」と銘打っているお店はあるそうです)。

あの「ココイチ」の意外なメニュー

私はまだ食べたことがないんですが、めちゃくちゃ激ウマだそうですよ。今度食べてみたいと思います。何かと言うと「カレーラーメン」です。

「ココイチ」と言えば、言わずと知れた日本一のカレーチェーン「CoCo壱番屋」のことですが、系列のラーメン店「麺屋ここいち」で、この「カレーラーメン」を出していました。
残念ながら「麺屋ここいち」はもう無くなってしまいましたが、「CoCo壱番屋」の店舗で(店舗数は限られてますが)食べることができます。

ココイチと同様、細かく自分好みにカスタマイズできます。お近くにお店がありましたら、ぜひどうぞ!

全国のレトルトカレーを厳選した店が、浅草にある

いわゆる「ご当地レトルトカレー」を取り扱う専門店で「カレーランド」というお店です。ストレートなお名前です。
この「ご当地レトルトカレー」(私は、よく「北野エース」というお店に見に行きます)とんでもない数ありますし、味のクオリティもピンキリですが、このお店に置かれている商品は、ご主人が実際に全国各地に足を運んで、本当においしいと感じたものだけを仕入れているそうです。常連客曰く「ここのなら間違いないよ」なのだそうです。

世界一辛いカレーは、東京・池袋にある

ギネスブックに認定された世界一辛いカレー。東京・池袋のインド料理専門店「サフラン」で食べられます。

その辛さは、ブート・ジョロキアを使用したもので、タバスコの400倍! チャレンジの成功率(完食率ですね)は、10%にも届かないそうです。
食べた瞬間、体中の毛穴という毛穴から汗が吹き出し、涙と鼻水が止まらなくなるという恐怖の一品ですが、「辛さの中にもしっかりと旨さが感じらる」とか「辛すぎるのに生きてて良かったと思える味」なんだそうです。
ちなみに完食者は表彰状をもらえます。お値段など、気になる方はぜひこちらをどうぞ!



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