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繋がる昨日と見えない明日の分岐点は甘い甘いショートケーキ

夏の甲子園は大阪桐蔭の史上初2度目の春夏連覇で幕を閉じました。
甲子園が終わると、もう夏も終盤だと実感します。

甲子園に出場した学校、そしてできなかった学校。

それぞれにこの暑い夏に目指した先があると思います。
それは一人ひとりにあって、その一人ひとりが何を感じていたのでしょうか?

もしもあの時セカンドフライを取っていたなら?
何か変わっていたのかもしれない(アジカン風)

瞬間瞬間は分岐点です。
それはアルファベットのYのようなもの

いくつものYが重なり今の自分がいる

もし進んできた道の反対の分岐点を進んできたのなら人生は変わってきたのかもしれない。

進んできた道を戻ることはできない。

この一瞬は分岐点だから
いまのこの瞬間は

もし返し縫いの様に針を戻す事が出来るのなら、いつに帰りたいのか。
もし、たら、れば、今までの人生の中で何度この言葉を使っただろうか?

中学?高校?専門学校?大学?今この瞬間?
何度悔いても過去には戻れないし選択してきた道は後悔しかない。

右に進もうとも左を悔やむ
左に進もうとも右が良かったと悔やむ

結局のところ人間は後悔しながら生きていくしかない。

でも、もしいまのぼくが18歳のあの夏に戻れるのなら。
その間を知っている2度目の18歳に戻れるのなら僕は君にあの一言は言わないだろう。

18歳に戻れるのなら。22歳に戻れるのなら。一ヶ月前。今朝。

時間を戻ることが出来る力。一度目の人生と二度目の人生。
一度目を知っている二度目の人生を自分ならどう過ごすだろう。

あの時言えなかった言葉を言えるだろうか?
言ってしまった言葉を心の奥にしまうことができるだろうか? 
それとも違う言葉を伝えることができるだろうか?

Yの先の分岐点に後悔のないIという一本道を見つけることができるのだろうか?

狭いコミュニティーの中では何も変わらない。
あの時の数年間、それは今となっては笑い話になるかもしれない。

分岐点の先には甘いショートケーキが置かれている。
人は甘い匂いに誘われて、大事なことを見失ってしまう。

逃げちゃダメだ。

でも逃げていいときだってある。
逃げないと自分が潰されてしまうことだってある。

深呼吸をして、泣けばいい。
いま生きていること。

それは誰かにとってもYの分岐点でもあるのだから。

だから

笑っているあなたが一番好きです。

R.I.P
あの日々は忘れません。

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