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注文住宅か?建売か?_家づくりの記録_3

前の記事までで、戸建に引っ越そう!総予算は概ね5,500万円!と決めました。その上で考えたのが、注文で建てるのか?建売を買うか?です。家を建てたい!というモチベーションから始まっているわけではないので、当初はどちらでも良かったんです。
大事なのは希望する間取りで予算内におさまることでした。

まずは希望の間取りを固める

とりあえず希望を書いてみる

どんな家に住みたいのか、妻と一緒に考えます。
理想は、2人でしっかり時間をとって話し合うことですが、妻はずっと2人の子供の面倒を見てくれていますし、下の子は産まれたばかり。
私は私で平日は夜遅くまで仕事しています。
たとえ1時間や2時間でも、夫婦で時間を合わせるのは困難を極めました。
なので、お互いの希望を書き出す一覧表をExcelで作成し、OneDriveに置いて共同編集することにしました。これなら妻もちょっとした空き時間にスマホで書き込み、お互いの希望も見ることができます。
ちょっとした空き時間があるならそこで直接話せば?って思われるかもしれませんが、それは例えば夜中の授乳中とかなんです。上の子は寝てますし。
若干面倒ではありますが、お互いの意見が目に見える形で残るので、合意形成がとてもスムーズにできました。

いま振り返ってみても、これはやっておいて良かったです。

優先順位をつける

必要なもの欲しいものは違います
ビジネス的に言えば「Must」か「Want」かを区別するのは非常に大事だという話です(なんの話)
とにかく、希望を書き出す際にそこは明確にするようにしました。
もっと言えば、「要る」「欲しい」「欲しくない(けどあっても良い)」「要らないの4段階で表現していました。
例えば我が家では、在宅勤務用に仕切られた書斎が「要る」。パントリーが「欲しい」。「要らない」は和室でした。
ここまでくると自ずと優先順位も見えてきて、ひとまず間取りとしての最低条件は3LDK+書斎という結論が出ました。

建売の物件を探してみた

最低条件が決まったので、それを満たす物件を検索してみます。
一旦、エリアは関係なしです。SUUMOとかホームズとかを使って広いエリアで調べてみます。
かなりの物件情報にあたりましたが、希望条件にピタリと合う物件はそうそうないんですよね。特に書斎がある物件は少ない。また、キッチンからリビングが見通せることが妻の希望だったんですが、これも意外と多くない。
この時点で私の気持ちは建売微妙やな…となっています。
元々DIYが好きな人間ですから、当然の流れかもしれません。
ただ、冒頭に書いた通り、大事なのは希望する間取りで予算内におさまること。
建売の物件も実際に見学予約をして見に行ってみました。
それも含めて分かったこと・思ったことは下記の通りです。

  1. 検索サイトに載っている金額ではおさまらない

  2. 完成前に販売している物件も多い

  3. 施工が雑(な物件もある)

  4. 設備が安っぽい(物件もある)

1.検索サイトに載っている金額ではおさまらない
だいたいは仲介手数料がかかります。5,000万円の物件ならまあ150万くらいでしょうか。
駐車スペースやフェンスなどの外構が整備されてるかどうかも物件によります。
あと、大抵窓には網戸がついていません。
諸々コミコミにした時には注文住宅と比べて格段に安いとも言い切れないということです。

2.完成前に販売している物件も多い
建物ができる前に売っている物件もあります。
高い買い物ですから、自分で仕様を決めたならともかく、建売なら完成品を見てから買いたいと個人的には思いました。

3.施工が雑(な物件もある)
建売が全部そうと言っているわけではありませんので悪しからず。
物件によりけりだと思いますが、実際見た物件は壁紙の貼り方や棚板の施工がかなり雑でした。
床下収納の建て付けが悪く、開かない場所があるなど、私の感覚からすると直せばOKというレベルを超えていました。
クオリティは手がけたハウスメーカー、工務店次第なのだと思います。

4.設備が安っぽい(物件もある)
3と同様、どこのハウスメーカーないし工務店が建てたのかによると思いますが、私が見に行った物件は部屋のドアなどの建具が非常に安っぽい感じがしました。
キッチン収納の引き出しなども、スライドレールの強度が心配になるような感覚。
高級感が欲しいわけではないのですが、耐久性に不安を感じるところまでは妥協できないかなと。

…ということで、これ以上建売を探すのはやめました。
最終的には、自分の満足度を考えると注文の方が後悔しないだろうと思ったからです。

結論、我が家は5,500万円で注文住宅を建てることにしました。

※2022年8月頃のお話


次回は、どこに建てる?というお話です。

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