むくまない生き方㉕　自分らしさは、捨てる。

自分らしさは、捨てていいです。

すでに、自分らしさは出ています。

自分らしさは、ダダ漏れです。

ダダ漏れしている自分に、

納得していないだけです。

『自分らしさ』は、キラーワードです。

キラーワード『自分らしさ』は、

たくさんの本のタイトルに使われています。

自分らしく生きたいと思っている人が、たくさんいます。

しかし、自分らしく生きていない

と思っているのは、勘違いです。

自分らしく生きているのに、

自分らしく生きたいと、もがいています。

水の中で泳いでいる魚が、

「泳ぎたい！」と悩んでいるのは、おかしいです。

人も同じです。

もう泳いでいるのに、泳いでいないと思っています。

自分らしく生きたいと、もがくのは、

それがかっこいい感じがするからです。

自分らしく生きようと思っている自分が、かっこいいのです。

自分らしく生きたいのに、生きられないと悩み、生きる。これが美です。ゴールになっています。

すでに願いは叶っているのです。

もうすでに、ハッピーです。

それで、オッケーです。

ただ、今の自分の皮を破りたいのであれば、方法は１つです。

自分が思う、自分らしさを捨てます。

自分の殻を破るとは、

自分らしさを捨てるということです。

こんなことしている自分が、
自分らしいなと思う自分を捨てるのです。

いつもの行動を捨てることです。

今の自分に、足していくのではありません。

今の自分から、引いていきます。

自分らしさを見つけたいとは、ようするに、自分の意外性を見つけたいということです。

意外性は、足していくことで見つかりません。

意外性は、今の自分をキープしながら、見つけることができないのです。

意外性は、今の自分を捨てることで、見つかります。

「あなたに、お似合いですよ」、「あなたに、おすすめですよ」、「あなたのためですよ」、を捨てていくことです。

今のあなたをキープするための情報、物を捨てていくことです。

自分の殻を破るためには、今のあなたをキープするものをいかに捨てられるかなのです。

むくまない生き方へのヒント㉕

一皮むけるために、らしさを捨てる。