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インスピ読書〜自分らしさが見つかる読書〜

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本は読むのではなく、選ぶもの。 選べば、生まれ変わる。
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#読書術

インスピ読書㉒読書は味わうもの。

読書は、気持ちです。 読書の記憶に残るものは、気持ちです。 『こんなこと書いてあったな』というのは、暗記ではありません。 記憶のフックがかかるのです。 あんなときに、この本のこのフレーズに出会えた。 という感情と一緒に残るのです。 理解するのではなく、感じているのです。 たとえば、 面接に落ちて、『何がいけなかったんだろう、悔しい。』と涙を流した人が、本屋に行くと、出会った本がキッカケで立ち直ります。 なにもなかったときには、手に取らなかったような本です。

インスピ読書㉑本は読まない。本は感じる。

本は読むものではありません。 本は感じるものです。 本は感じるための道具です。 感じるためのキッカケを創るものです。 何冊読んだかは関係ありません。 今年は何冊読むという目標はいらないのです。 むしろ、僕は、何冊読むという目標は、がっかりします。 読むことをさらにむずかしくします。 それを周りも認識してしまいます。 それが読書を難しくしています。 読書って固いよねと思われる原因を作っています。 読書する人が少ないのは、読書しようとしている人がいるからです

インスピ読書⑳自分の価値は、読書で思い出すもの。

読書とは、自分の中に「ある」ものを 見つけることです。 読書で、自分の中で「ない」ものは、 埋まりません。 足りないと思うものは、 読書で埋まりません。 すでにあるものに気づくこと、 それが読書の役割です。 足りないものはありません。 ないものを見つける読書は、 しなくていいです。 ないものはないのです。 これからもずっとないです。 ないものを嘆くより、 あるものを見つけることです。 あるものとは、自分が当たり前にやっていることです。 こんなこと知っていて

インスピ読書⑲ 忘れていた感情や経験をアウトプットすることで、腹に落ちる。

インスピ読書とは、生きづらさを減らす読書です。 本を読むと、感情が生まれます。 生まれるというか、思い出されます。 そういえば、あんなことがあったなというシーンが突然浮かんできます。 その突然浮かんできた感情とシーンを、言葉にしていきます。 それが、インスピ読書の目的です。 知識をつけるために読むのではありません。 知識はもうついています。 今の世の中、知識は勝手に入ってきます。 入ってくる情報に違いは、ほとんどありません。 アタマの中で、知識がたまってい

インスピ読書⑱棚の奥にしまった自信を思い出すのが、読書だ。

本を読むことで、日常のわずかな違和感に気づいていきます。 読書が違和感センサーを磨いてくれるのです。 わずかな違和感に気づきやすくなります。 その気づいたわずかな違和感を、言葉にしやすくなっていきます。 わずかな違和感が言葉にできるようになってくると、 違和感が成仏していきます。 違和感が成仏してくるとどうなるか。 じぶんの感覚が、だんだん戻ってくるのです。 自分の感覚が戻ってくると、 自分の感覚を信用できるようになってきます。 自分の感覚を信用できるよう

インスピ読書⑰こころのかゆみは、読書でとりのぞく。

心のかゆみは、背中のかゆみと同じです。 背中がかゆいとき、 背中のどこがかゆいのか わからないときがあります。 しかもその肝心な、 かゆいであろうところに、 手が届かないと、苦しいです。 「ここがかゆいのかな?」と、 掻いてみたい場所にかぎって、 手が届かない悲しみを背負います。 心も背中と同じです。 心のかゆみも背中のかゆみと同じです。 かゆいけど、どこがかゆいのか わからないのです。 心のかゆみとは、違和感や不安です。 なんかヘンだな、 なんか不安だな、

インスピ読書⑪自分らしさを見つける読書とは、無意識へのアクセス読書。

読書をして自分らしさを見つけたい人もいます。 自分らしさとは、無意識の世界です。 無意識の世界は、読書をすることでは、見つかりません。 読書する本を選ぶ段階で、見つけることができます。 読書にも、自分のクセが出ます。 読書のクセとは、選び方です。 読書で人生を変えるのは、選び方です。 本の選び方を変えます。 選び方を変えるとは、本屋に行ったら、 興味のないジャンルのコーナーに行くということです。 たとえば僕ならば、 いつもビジネスコーナーに行くのがクセで

インスピ読書⑩読書は10秒あればできる。

ほとんどのひとは、読書は余裕ができたときに読もうとします。 余裕ができたら、読書しよう。 まとまった時間ができたら読書しよう。 とします。 逆です。 時間ができたら、読書はしなくていいです。 時間がないから、 読書します。忙しいから、 読書します。 余裕ができたら、読書。 ではなく 違うことをしたほうがいいです。 映画館に行く、 美術館に行く、 友達と遊びに行く、 実際に体験できることを 優先します。 読書は、体験を深ボリするための 下地創りのためです

インスピ読書⑧読書はしなければいけないのもではない。読書はハマるもの。

読書をしている人は、2タイプです。 ①しなければいけない読書をしているひと、 ②したい読書をしているひと です。 しなければいけない読書をしているひとは、ノルマを決めています。 今年何冊読むぞ、と決めています。 1冊読んだら、アウトプットしようとします。 これは学校勉強型の読書です。 本来読書は、娯楽品です。 もっと気楽にしていいのです。 本を読んでいる人が勝つ、と言います。 それは読書が習慣になっていることが前提です。 多忙な経営者ほど本を読んでいるの

インスピ読書⑦本を読んで、想いが見つかる。それがアウトプット。

本を読んだらアウトプットしようと言われています。 アウトプットはしようとするとツラいです。 アウトプットは、したくなるものです。 本を読んだらアウトプットしなくては、 とがんばるひとは、本を読まなくなります。 最初は本を読んで、アウトプットします。 そのうちしんどくなります。 しんどいと読まなくなるのです。 本は、読むだけでいいという気持ちを持つことです。 新聞と同じです。 新聞を隅から隅まで読んで、書いてあることをアウトプットしようとしている人はいません

インスピ読書⑥イケてる読書家は、ユーモアがある。

イケてる読書家は、ユーモアがあります。 何冊読んでいるか、は関係ありません。 ムズカシイ本を読んでいること、 作家をたくさん知っていることは、 まったく関係ありません。 ユーモアとは、おもいやりです。 たくさん本を読んでいても、思いやりのない人はたくさんいます。 本を読んでいるから、表現が豊かになるわけではありません。 本を読んでいるから、人生が変わるわけではありません。 心根がくさっていたら、どうしようもないのです。 本を読んで、卑屈になるひともたくさん

インスピ読書⑤本を読む人が少ないのは、本を読んでる人がイケてないから。

本を読んでいる人は、少ないです。 1年に1冊本を読まない人も多いです。 それは問題ではありません。 本を読んでいるから、エライわけでもありません。 本をたくさん読んでいるから、賢いわけでもありません。 本を読まなければいけない理由は、1つもありません。 本は読みたい人が読めばいいのです。 本は読むべきものではありません。 本を読む人が少ない理由は、たった1つです。 本を読んでいる人が、ダサいからです。 周りで本を読んでいる人に、イケている人がいないのです。

インスピ読書④本は、自分の心とつながる架け橋だ。

読んだ本は、読み捨てでいいです。 本はまず、読み慣れることからが、スタートです。 じっくり読む必要はありません。 じっくり読むことは、目的ではありません。 読むのがニガテな人は、しっかり読もうとします。 流し読みでいいのです。 立ち読みでじっくり読む人はいません。 立ち読みは、ぱっと開きます。 ぱっと開いて、あ!と思ったら、買います。 ぱっ!と開いたところが、重要なページなのです。 ぱっ!と開くとき、邪念がありません。 ぱっ!とは、無欲です。 無欲で開