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「これがロックだ」とか「あれはロックじゃない」とかについて考えてみた

よく「これがロックだ」とか「あれはロックじゃない」とかよくわかんない評価する自称ロッカーみたいなやついるんだけど「つまりどう言うこと?何がロックなん?」て思っちゃうんですよね。

なんとなく「尖ってる感じ」の人を見ると「ロックだなぁ」てなるのはわかるんですがパンクでもヒップホップでも結構尖ってませんか?かならずしもロックだけが尖ってるわけじゃないですよね。

考えすぎな僕はすぐそんなくだらない事に対して定義とか根拠とか裏付けとか求めちゃうんですよね。どうしても納得したいんですよ。


note書き始めになんでロックの話をしようと思ったのかと言いますと2021年の抱負は「ロックに生きる」と決めたからです。

そう、今年の俺はロックに生きたいんです。

そもそもロックとは何だ?冒頭でも言ったようにロックに対しての定義とか概念がわからないと「ロックに生きる」だなんて言えませんよね。

俺はこの前ロックについて自分の納得いく結論を見出したのです。

ただあくまでも俺個人のロックについての考え方なんで「これがロックなんだ!」と人に押し付けるつもりはありません。



音楽が好きでいろんなジャンルの音楽をよく聴くんですがその中でもロックが1番聴いててしっくりくる感覚があるんですよね。

なんといいますか、耳心地がいいんですよ。

みんなは苦手な曲を聴いて耳障りに感じませんか?俺は結構あるんですよね。

例えば、友達とドライヴしてる時に流れる友達の選曲がすげぇ耳障りに感じたりしません?全然興味ないジャンルの曲だとか、むしろ嫌いな曲が流れるとめちゃめちゃうざったく感じるんですよ。

あと、ジャズとか聴いてたらかっこいいんかなぁとか思って一時期頑張って聴いてたんですけど雰囲気でしか楽しめなくて「ジャズ勉強してるんです」感がなんだか疲れちゃうんですよね。背伸びして無理して聴いてたんだなぁとつくづく思います。もっと音楽通になってからでも遅くないのかなと思ってジャズ離れしました。

ロックは全然苦じゃなかったんです。

別に昔から音楽やってるとか勉強してたとかじゃないんで感覚的な話なんですけど簡単に言うなら一目惚れみたいな感じですかね。

あと、ロックロックとバカの一つ覚えみたいにいってますけど俺が好きで聴いてるロックバンドは「oasis」と「Nirvana」です。

oasisと言えばブリットポップの代表バンドでHE UKロックって感じですよね。

Nirvanaはグランジを作った伝説のロックバンドですね。

他にも色々好きなバンドはありますが特にこの2つが好きでよく聴いてます。なんか色々語ってた割には全然王道のバンド聞いちゃうんです。いや、そもそもそんなに音楽通なつもりじゃないんですけど。

そんなこんなで俺はこの「oasis」と「Nirvana」からロックを学んだと言う事なんです。


俺が具体的にoasisやNirvanaからどんなロックな生き様を学んできたのか結論からいいますと

「等身大のかっこよさ」

なんですよね。

特にその等身大のかっこよさを表現してるのがグランジロックの生みの親であるNirvana。

Nirvanaよりもっと前のロックシーンを観ると

エルトン・ジョンやデイヴィッド・ボウイやQueenなどは

正にロックスター!!って感じの装いでキラキラしてていかついですよね。

派手イメージからロック=尖ってるみたいな印象なんですが90年代に入る頃に現れたNirvanaはむしろ真逆。

彼ら自身も「自分達はアンダーグラウンド」だと言ってました。

商業的なロックサウンドに嫌気がさしマイナーシーンで音楽活動を行っていましたが、それが思いの外売れまくって自分たちのスタイルが「グランジ」と名付けられ流行にさせられました。

その結果、自分の本来の意思と裏腹に与えられた名声や人気と葛藤した末、この世を自分から去りました。(これに関しては色んな説があります)

だからボロボロの服きて等身大ならロックなんだ!!

って言うわけじゃないよな

Queenみたいに正にロックスターみたいなのはもうロックじゃないのなか?

いや、そう言うわけではないと思うな…

どのアーティストも自分の内なるものやら自分の感じた事を音楽として表現しているはず。

つまり「ロックはこうだ」て言う定義なんかないんじゃないのか?

でもそれじゃあえて「ロックは…」て言い方する意味がわからないし、差別化できてない。意味なんか特にないのかもしれん…。

でも俺はロックについて深く考え自分の結論にたどり着きたい…!

と考えた結果…

ロックは素でいる事。カッコつけないでいる事。正に「等身大のかっこよさ」

と言う結論に行き着きました。

全てのロックスターに言える事があります。

それは、ありのままの自分のパフォーマンスをしてるところに俺は惹かれてるって事です。

ド派手なパフォーマンス、衣装を着飾ってるスターでもそれが彼の中で表現したいありのままの自分。スターがスターらしく振る舞うのは等身大と言って間違いないじゃないですか。

oasisだってもう問題発言ばかりで存在自体が自由じゃないですかw

みんな自分らしく自由に音楽で表現してるその姿こそロックなんだんと言う結論に至りました。

日本のロックンロール甲本ヒロトも

「ロックにゴールはないです。教室の隅っこでホウキをギターみたいにしてジャカジャカするのも武道館で演奏するのもロックだ。」みたいな事言ってましたね。ちょっと記憶が曖昧で正確な発言覚えてないんです。すみません。



なんかロックンロールってすごく素っ裸な感じでかっこいいなぁ〜って思いませんか?俺はドツボにハマりました。

カッコつけていきがって見栄を張ってチャラチャラするんじゃなくて、流行り廃りに流されず「俺はこうなんだぜ」って堂々としたスタイルが一見ダサかったりボロボロだったりしててもクールに感じちゃうんですよね。

その等身大のままスターになった人たちを見るとロマンを感じますし、そーゆーモノに触れてると「俺もこのままでいいんだ」って勇気が貰えるんですよ。

自分の好きな事に従って素直に生きていいんだなって感じさせてくれるんですよ。

それが俺にとっての「ロックンロール」なんです。

なので今年の抱負を「ロックに生きる」と決めたんです。

そのためにはまず「己を知る事」が大事なのかなと思いました。過去の自分と向き合って今の自分と対話して「自分はどんな人間で、どうありたいのか」と言うのを考え、それがわかったら迷わず出し惜しみせず表現していく。それが俺の中の「ロックに生きる」です。

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