なぜ的はずれな「婚活支援」におじいさん政治家たちは拘るのか〜ますます女性流出を加速する愚策政策の乱立〜

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そもそも都道府県で人口拘束する力とかはないわけで、市町村単位、都道府県単位で人口増減策について議論というのは的外れだと思っています。

そもそも結局は国単位で変えないと総人口減少問題なんて解決しませんし、そもそも日本の総人口減少はすでに人口推計で決まったもので、これから一気に増加するわけでもありません。

それをわざわざ都道府県、市町村の予算をつかって国内で奪い合いをする、さらにいえば、どうにかして子供を増やそうといって結婚させれば良い、出産させれば良いと考えること自体がクレイジーなのですが、なぜーかおじいさん政治家たちは大好きなんですね。

そもそも結婚してないのか、とか結婚しろ、とか余計なお世話でもあり、さらにいえばそんなこと言うのは現代的にもはやセクハラにつながる問題発言でもあるのが全く理解されていないのも困ったもんです。

そういうこといっている、そういう価値観で男女をみて仕事を振り分けたりしているから、どんどん若い女性は呆れて、新たな機会のある都市部へと移動しているのです。

でもっと、そんなことを象徴することが3月議会で各地で出てきています。以下の栃木県議会での質問でも大変的外れで、よくわからん政策を展開する宣言をされいます。これみると、いや、むしろ栃木県内から女性を中心に若い世代をさらに離れさせようとしているのかしら、と思わされたりします。人口流出加速を望んでいるんですかね。合掌。

○ 結婚しろ、子供産めなんてことを言うような地域からは若い女性はいなくなっている現実

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