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サザエさんが時代劇になった令和。「働く」は常に変わる、1953年当時の自営率から2020年までの変化で世の中を見る。

サザエさんがもはや時代劇と言われるようになっていますね。笑

まぁサザエさんの世界観は1946年から連載スタート、つまりは皆さん戦前生まれ設定ということでもありますから、まぁ多少の進化はしつつも、やはり違和感が出るのは仕方ないですね。

会社員公務員として勤める男がいて、奥さんは専業主婦というモデルももはや時代劇と言われて当たり前とも言えます。

まず、共働き世帯と専業主婦世帯の変化をグラフでみると、この通り。1990年代には既に逆転しており、今や全勤労世帯の2/3以上が「共働き世帯」になっているわけです。

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このあたりも結構これみると衝撃的な変化に受け取る人もいるのではないかなと思います。共働き世帯が中心と思っていたけど、専業主婦世帯がこんなにいなくなっているのか、と。

まぁこうもなれば男女のキャリア形成であったり、子育てなどにも影響は出るし、社会保障制度や税制の控除枠も変化していくのはむしろおそすぎたといってもいいくらいですね。まだまだこの状況に対応しているとは言い難いでしょう。

それでは、多くの方が会社員、公務員として働くようになっている現代ですが、そもそもとして「いつからこうなっていたのか」というのも考えなくてはなりません。「え、昔からそんなもんじゃないの」と思っている人は結構勘違いで、かなり最近の変化なのです。

○ 1953年からの勤労者就業形態変化を見よう

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