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【狂犬の本音+】PURPOSE〜なぜ存在意義から考えることが大切か〜

地域事業においても、行政政策においても、問題(と思われる事象)があってそれを解決するということが基本枠組みで、さらにそれをどうやるか?というような手段までいくことはあっても、「そもそもなぜそれに取り組む意義があるのか」という話について根本的に議論することはスルーされることが多くあります。なんとなく目の前にある問題に、できる予算とできる手間で対応するということばかりで、自分たちの組織はなんのためにあるのか、どのような意義のある取り組みを目指しているのか、というのはなくとなく青臭い話のように思えて、向き合わないということがあります。

もしくは、そもそも意義を問うとかなり怪しいところで、結局はおべんちゃらで、本質は単なる金儲けだったり、単なる利権保護だったり、単なる手抜きで仕事を終わらせたいみたいなことだったりすることも少なくないからこそ、向き合わない、もしくはスタッフがそんなことを問い始めたらマネジメントとして面倒だから強権的に従わせるみたいなことが一番簡単なんだという話になってしまうことも少なくないでしょう。

その中で、世の中が確実に変容している、特に現役世代の主力がU40、ミレニアル世代とZ世代へとシフトしていく中で、仕事に求めるもの、自分の生き方に求めるものとして「意義」を重要視する傾向がさらに強くなり、各企業もどんどん対応してきています。このあたりを一冊にまとめているのが、以下のPURPOSEです。

今回はこの本のポイントを私の視点でまとめつつ、音声で30分ほど解説も行っています。ぜひ本自体も読まれることをおすすめしますが、まずは世の中の流れとして、我々それぞれの生き方として、またこれからの組織のあり方などとして「意義」と向き合うことの必要性、重要性について考える時間を持たねばならないと思わされます。

○ 音声で気になるポイント解説 約30分

まずはこの本について、私のほうでも注目した項目を流れで解説しています。30分ほどになりますが、これを聞いていただければ、私なりの視点での補完も含めまして、何が重要なこととして書かれているのか、は理解いだたけるかなと思います。

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