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【AIR】【データでみる地域のキホン:4】「東京が栄えて日本が栄える」は、もはや幻想と言い切れる理由

連載4回目!! 前回の連載は団塊の世代、団塊ジュニア世代の人口ピラミッドのコブ問題について主要都市別で分析しました。

さて、神門くんとの企画の今回のテーマは「東京の経済成長率って実は低いって知ってますか?」というお話です。

神門崇晶(かんどたかあき):小樽商科大学4年生(休学中)。同大学に2019年に入学。同年11月に「カレーパンドラ小樽商大店」をオーナーと共にオープン。コロナ禍により同店を休業し、2020年にYoutubeチャンネル「おたる再興戦略室」を開設。これをきっかけに、2021年4月からは札幌の過去・現在を紐解き、未来への提言までつなげていく「札幌解体新書」の学級委員長を務める。また、2022年1月からはえぞ財団で「北海道経済入門」を連載中。

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タイトルにもあるように、どうやら東京都はもう全国的にも、世界的にも経済成長をしていない都市なのです。知られざる真実というか、不都合な構造が今の日本衰退を加速させているところでもあります。

アタタタタタタタ、お前は既に死んでいる、ではないですが、今の日本の問題は高度経済成長期のように経済成長率の低い地域から、経済成長率の高い東京などに人を移動させて国全体の経済成長を加速させる、という戦略が既に機能しなくなっているということなのです。

これは果たして本当なのでしょうか?各種データベースで、この疑問を紐解いていきましょう〜!!

◯ 東京都のヤバい経済のリアル

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