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youtubeが切り拓く格差なき「教育」

昨日、以下のnoteの記事がバズっていたのですが、読んであーもうこういうのがどんどん出てきているなーということで、youtubeが切り拓く格差なき教育という話をしたいと思います。

以下は、youtubeで理系大学生向けの数学チャネルを主宰されている方の動画をみて小学校4年生の子が数学検定1級に合格したという話です。ぜひエントリーは読まれることをおすすめします。

これまで学校とかにいっていても満足しない子どもたちは多数いたでしょうが、親が必ずしもじゃあその分野に明るい学力をもっているとも限らず、はたまた誰か詳しい人に出会う機会があったり、もしくは資金面で余裕があって専門的な教育を受けさせたりとか様々なラッキーがないと、なかなかこういう尖った能力開発というのは困難でした。

囲碁や将棋とかは子供の頃からスクリーニングしていく仕組みがあったり、サッカーや野球も同様にクラブスポーツとかによって優れた子をピックアップできるわけですが、それ以外って本当に学校のカリキュラムや学年での学習になってしまうわけです。これでは「トップ層」にも「ボトム層」にも合わない教育を受けざるを得ず、ボトム層には理解できず、トップ層は退屈なだけの時間を過ごすことになるわけで、とてつもない損失だと思っています。中庸なレベルの子なんてそんなにいるのかね、と常々思っていました。自分なんかも中学からは完全に自習型で、学校とかでも自分のペースで勉強していましたが、当時はやはり参考書やら問題集とか買わないといけなかったわけで、そういう意味では経済的に親が認めてくれていたからよかったようなもので、もしそれが認められなければダメだったわけです。塾とかに通わせてくれたりとかも同様ですよね。

しかし、今はyoutubeがあって、そこにとてつもなく解説がうまい人がチャネルを開いて解説してくれていたりするのです。学年とかの機械的な差もなく、自分の関心でどんどん学べる。しかも無料でそれらが見れる。すごいっすよね。

ヨビノリさんのyoutubeチャネルは27万人が登録しているということで、すごいっすね。予備校講師なんてやるよりもこういうのを自分でやってしまうほうが稼ぎも良さそうです。時代は教える側も教わる側も変わりましたね。

それでこういうできる少年は自分でバリバリ学ぶようになっていくわけです。独学サポートとしてのyoutubeは本当にすごい力をもっているなと感じますし、それに経済力の差とかは依然より影響しないなと思うわけです。いや、スマホが家にない家もあるとか、WiFiがないとかそういうのはあると思いますが、それでもかつてのような塾に通わせたり、本を山程毎月かってあげるとかから考えれば、全然少ない資金で優れた講義を聞いたりできるのですからすごいことです。

○ 欧米系youtuberは教育系が実はたくさんある

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