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ふるさと納税は集めることではなく、何に活用するか、がすべて。〜初のベストインベストメント賞審査に参加しておもうこと〜

ふるさと納税については色々と物申してきました私でございますが、制度議論についてはまぁ一定の制限というところで落ち着いたところかなと思います。

でもっともっと問われるべきことはなのかといえば、「いくら集めたか」ではなく「その予算を何に使ったのか」ということが問われるということです。ここが単に集める目的になると、全くもって本質から離れていくわけです。これまでも何兆円という予算を毎年とんでもないことに地方で使ってさらに衰退してきた「貧乏父さん」の象徴のような自治体マネジメントにゆだねて本当にためになるのか、という話です。

という話をしておりましたら、ふるさとチョイスの年間アワードにベストインベストメント賞というのが創設になりました。で、審査委員を依頼頂いたので、出席してきました。詳しくは以下をご覧ください。

審査自体はかなりタイトなスケジュールで進められましたので、個別に私の意見は言えませんでしたので、私なりのエントリーされたプロジェクトに対するコメントをこちらでまとめておきたいと思います。

○ ベストインベストメント賞

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