会議で発言をしない奴こそ大問題〜異議なし儀式型会議に意味はない〜
失言総理がもはやワールドワイドで恥を晒し続けており、恥の上乗りの上乗りの上乗りをされすぎて、日本社会の後進性を世界に発信しています。本当に恥ずかしい。オリンピック開催を支持しない国民が問題、だとか決して公式の場で言うべきでは少なくともないことをメディア向けに発言してきたけど、最後に「女は会議で競って発言するから時間がかかって困る」「時間制限を設ける必要がある」なんて趣旨の発言をしているのですから、もうこれではオリンピックもできるものもできなくなるのはそもそも森会長がいるから、というレベルになりそうです。
それにしてもテレビが困るとか、新聞が困る、とか言うなら公式の場で少なくとも言わないことですね。。。
いやいや、それでも何か一部だけ切り取ったかのかもとおもって、詳報をみたらそのまますぎて、むしろもっと酷い内容でもありました。というのも、話が短くて、意見しない国際競技出身の女性たちは良い、、、といった趣旨のことまで言っていて、それは単に男女差がなく、抑圧的な上下関係という体育会系の伝統的に困った論理が通用する人たちだけを集めてやるのがやりやすい、ということを会長が言っているだけなのでは、と。つまり男女ともにイエスマンだけ集めろ、という話に普通に聞こえるのですけどね。
つまりこうなると、あれこれうるさいこと言わない人たちで組成された会議が良い会議だと心から思っているということが分かります。
いやいや、意思決定の影響が多大なる人たちに波及するイシューに関する会議は、何か中小企業のおっちゃんによる事業意思決定とかではなく、広範囲に検討されて、集団浅慮にならぬようにしかけていくという役割があるのです。つまりはそもそも「会議って皆が発言しまくる場だろ」ということです。
というか既に組織委員会が典型的な「集団浅慮」に陥っているのではないか、と思います。集団浅慮の特徴は以下。
自分たちは正しい、大丈夫だという幻想・思い込み
自分たちは道徳的だと思い込む
外部からの注意や警告に耳を傾けない
ライバルの弱点を過大評価し、強み・能力を過小評価する
異議や都合の悪い意見に圧力をかける
自分の考えや意見を抑えて、周囲に合わせる
過半数ほどの意見・同意だとしても全員一致であると思い込む
自分たちに都合の悪い情報を遮断・無視する
オリンピックレベルの企画を、コロナ禍ですすめるのにあたって、この爺は自分がでたら、誰でも「異議なし」とか言ってくれる人たちが集まる場が素晴らしい会議だと思っていたのでしょうか。
○ 沈黙は金なり、という狂った価値観
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