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歌詞考察 AGAIN

こんにちは。三度の飯よりAGAINが好き。 AGAIN大好き芸人AGAINbotの静香ちゃんです。今日はポルノグラフィティのAGAINの歌詞考察をしていきたいと思います。

まぁ考察も何もこの歌は結構ハッキリ情景と背景に触れてるので大して私が新しく紐解けるものは無いと思います。

「国道沿い 冷えた公園 トラック」など、とても身近な曲で一気に親近感を与え、この曲の持つ独特の寂しさを聴き手の心に落とす。そしてその身近な場所からいきなり「遥かな昔海に沈んだ架空の街」と寄せた心を心地よく突き放す。

私はこのサビの壮大さとAメロBメロの寂しさの対比が好きです。

「夜ごと君に話していた約束」

これはきっと「俺は変わる」みたいなことなんでしょうね。この約束、変われない自分には痛みや枷となって首を絞めるから。よくわかる。

人は簡単に変われないし、変われたとして幸せになるとは限らない。そのままの自分の方が相手を愛せたかもしれない。

「本当の事言うよ 時間と共に 地図は掠れていって 今では読めもしない」
「そこに何があったか 思い出せなくて」

この口ぶり。最初は地図が見えてた。そこに何があったのかも覚えてた。時間と共に見れなくなった。何故か。この人は、架空の街を彷徨うことが「変わろうとする過程」だとしたら、何度も何度も架空の街に行こうとした。つまり、変わろうとしたのだ。

でも変われなかったし、何故変わりたいのかもどう変わりたいのかも忘れてしまった。

景色は変わり、変わる前にあったものも思い出せない。

それでも「僕や約束や、変わる前の景色」を君が覚えてたら、行かなきゃ。

この歌ヘイママと繋がってる気がするんだよね(唐突)

歌詞的にはなんかあなたがここにいたらのアンサーソングっぽいとこあるけど、これヘイママのパパなんじゃないのって思ったりしながら聞いてた。そうだとしたらさ、めっちゃ切なくならない?

「パパは変わろうとしてる」
「ダメになっていくのを見られるのはツラい」

このパパが変われなかった世界線の歌だとしたら、ママとどんな約束をしたんだろう。

ママは約束を覚えてるのかな。この曲の主人公は「君」に会えたのかな。

なんてことを考えてたらもう出勤時間です。「約束は時として自分を想像もしない場所へ導いてくれる」だっけ。

「約束はもう忘れて」「さようなら」という言葉を今年の7月初めて使った僕は、約束というものの重さがわかる。

縛られて生きてたら変われない。でも忘れて生きてたら成長できない。果たすために努力する過程の中で「成長」がある。

この曲の主人公は「君」とどんな約束をしたんだろうな。

この主人公はきっと、君に会いに行ってる途中なんだろうな。AGAINって言葉には「また」とか「再び」って意味があるんだけど「改めて」とか「事新しく」とかリスタートの意味も持ってるんだよね。

もう一度「君」に会いたいのか
改めて「君」に新しい自分を見せたいのか

今さら僕を覚えてなければいいけど。

悲しい!!!!切なすぎる…ってか、何この曲。誰に沿ってんの?これ聴いて「共感」とか「わかるわ〜」みたいになる人この世にいる!?カップルなんてみんなもっとぼんやり付き合って別れるんじゃないの!?

一体どんな恋愛したらこんな恐ろしい曲書けるんだよ。天才もここまでくると怖いぞ新藤晴一

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