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#未来のためにできること


ニュースを読んだ。パタゴニアのオーナー、イヴォン・シュイナード氏が、会社の権利を2つの非営利会社へ譲るというもの。

この非営利会社2つは今後、年間約1億ドルの利益が気候変動対策と世界中の未開発の土地の保護に使用されることを保証するために設立され、シュイナード氏と家族は今後、会社からの利益の分配を受けない。

素晴らしい。まさに私の思う「未来のためにできること」をやってる。この素晴らしき人と、一般人である私の「できること」の差はどうして生まれてしまったのか。

そう、時間と思考の使い方が圧倒的に違う。その結果の行動が違うのも当然。

今回の決断に至るまでにも、2年費やしている。2年前、フォーブスの億万長者番付に掲載され、深い怒りと共に資産を手放すことを決めたらしい。
彼にとっての最善の手放し方を考えて、考えた。もちろん専門家達の力を借りてだけれども判断、そして行動は彼のもの。

多分、こうやって考え抜くことがとても大切なんだと思う。
深く深く、考えること。自分を知る、自分にとって大切なものを知ること。そうすれば自分の行動への言い訳なんてない。

残念ながら今の私は他の誰か賢い人が解決してくれるからと人任せの思考の持ち主。
こんな私に、いきなり、自分へ深い気づきが起こるなんてよほどのショックな出来事が起こらない限りないから少しずづ掘っていく必要がある。

朝起きて、寝るまで。自分が選択して行動を起こしている、と自覚を持つこと。湧き起こっている感情を観察し受け入れること。ありのままに。

朝起きた時の気分は?嫌だと思ったのはなぜ?わくっとしたものは何?

そして何か行動を変えてみようと思うとき、現実とのバランス取るためにきっと悩み出す。例えば「朝の電車に乗りたくない、混んでるから。でも会社へ行かないと。」

ここで考える。
どうして、嫌なの?原因は何?
その原因がなければ、例えば混んでなければ電車OKなの?
「いや、そもそも通勤することが苦痛」と、自分の本音が出てくる。
「仕方がない、」「こういうものだから」で思考を終わらせないことが大事。現実より思考が先にあるんだから。我思う、ゆえに我あり。

考える、そして行動を起こすこと、この繰り返しの先にイヴォン・シュイナード氏の今回の行動もあるんだと思う。
私にできることはきっとここからになる。あっという間なんだよね人生は。大事にしよう、自分を。そしたら当たり前に全てを大事にするから。

#未来のためにできること #エッセイ #noteチャレンジ

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