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人類学入門に触れてみた | No.12

おはようございます、なべしょーです。

4月16日㈭の振り返りをします。

『はみだしの人類学』を読みました。

内容を一言でまとめると、

生きやすくなるための思考法

とします。

2つ印象深かった文章を引用しそれらについて書いていきます。

たったひとつの首尾一貫してぶれない「本来の自己」なんてない。

これは刺さりました。なぜ刺さったか、就活しているからです。

もう少し詳しく言うと自己分析と他己分析をしているからです。過去の経験から、覚えてもいない幼稚園の記憶からさかのぼり、あたかも一本の軸が通っているかのように自分を仕立て上げる。いやいや、人って変わるし、そんな数種類の特徴で表せるほど人間単純じゃないって。確かにその一本の軸みたいなものを見つけられる人もいますが、見つけられない人もいます。

かくいう私はどんな一本の軸、本来の自己がありますか、と問われれば「リーダー」ってなってなりますね。ただ、そんなことに意味はないと思っています。確かに過去の経験を振り返って、客観的に見たらリーダーであったわけですが、それは当時リーダーという役職があって立候補してなったわけではなく、結果的にそういう立ち回りをしていただけです。決して自ら手を上げたわけではなく、任されていたわけでもなく自然とそうなっていただけなのです。

それを就活の時に「リーダーシップあります!」と言う。実際に入社して例えばリーダーを任されたとき、果たして私のリーダーシップとやらは発揮されるのでしょうか。自発ではなく他者から任されたリーダーを私はうまくこなせるのか、はなはだ疑問です。この話は「リーダーにもいろいろなリーダーがいる、自信もって」でまとめましょう。

話がそれてしまいました。本来の自己なんてものはなく、場所、状況、環境によってさまざまな自己が現れて、それに共通性が無くても全然おかしくないと。これを筆者は「個人」と対比して「分人」と表現しています。私はこの考え方は好きです。ラクロス部で見せる顔、家族に見せる顔、研究室で見せる顔、初対面の人に見せる顔、みんな違うがみんなワタシ的な。

2つ目は

「直線の生き方」と「曲線の生き方」

です。「直線の生き方」とは、目標に徹底した効率化を追求してたどり着こうとする姿勢です。仕事、部活、受験、資格、人間にとって超重要であり超一般的な生き方です。一方、「曲線の生き方」は目標はあるが別に寄り道をしてもいい。その道中にまったく予想もしなかった出来事に出会えてはっぴ~みたいな生き方です。

これは本を買うときのことをイメージすると分かりやすいかもしれません。

「直線の生き方」ではアマゾンでぽちっと。広告から無意識化に誘導されぽちっ。「曲線の生き方」では本屋にふらっといって、店内を一周して、「あ、この本、このジャンル昔興味あったけど結局読んでないな、買ってみよ。」とか「友人がオンライン読書会で紹介していた本、まったく見たことも聞いたこともないけど読んでみよ。」とか。

目標を達成するのもいいですが、たまには寄り道することで、普段の自分かにちょっとだけ変化をもたらせる。その変化は自分の人間としての幅みたいなものを広げてくれて、より多くのものを世界からキャッチできるようになり、その分人生が豊かになる。私はそう考えています。

なんだか偏っていますね。日記だからいっか!

~まとめ~

人間を対象とする学問に触れることもまた一興


p.s.

ポケモンが好きです。絵を書くのが好きです。ですが下手です。なので写します。

noteを毎日更新するためにポケモンを書きます。

本日はNo.12『バタフリー』。Lv.10からずっとこの姿なのがあまり好きじゃなかったですね。変化が無い。

もっとフェアリー感を出したいのですがどうすればいいのでしょう。これではただの虫です。むずいな~絵。

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