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能動的な行動による成功体験はあなたに自信をもたらしてくれる

こんにちは、豊藏(@shotatykr)です。

普段はアイオイクスにてWebマーケティングの仕事をしています。

今日お話するのは「マインド作り」のお話です。

マインド作りとか言っといてなんですが、前提として私は根性論が苦手なタイプですw

「努力はいつか報われる!」「頑張れば夢はかなう!」みたいな安易なアドバイスをしている人はちょっと苦手だったりします。

目標達成のためには戦略が必要です。

ビジネスが良い例かなと思います。

「今月×円の売上を達成する。」と心に決めたとしても、闇雲に顧客に電話をして頑張るだけでは達成できません。

要素を分解し、「売上=顧客数×平均購入価格」とし、「顧客数=電話数×アポイント率×受注率」とした上で、「平均購入価格を上げる」ためのアプローチや行動手法を考える・・・などといったことです。

このように、要素を分解した上で、目的の為に正しい行動をするのが努力かなと個人的には考えています。

ただ、実際ここまで分解した時に、人は結構2種類に分かれるなと思います。

A:「こんな事を実現するなんて無理に決まっている・・」
B:「あとはやるだけだ!頑張ろう!」

こんな感じですかね。

何故、クリアすべきプロセスや手法が見えている状況の中、ネガティブにとらえてしまう人とポジティブにとらえてしまう人に分かれてしまうのか。

私は、これは性格的な部分ではなく「自分で行動して成果を出した経験の数」の差によって生み出されているのではと考えています。

今日は、この話を少し深ぼっていこうと思います。

グライダー人間になってしまうと、人は「飛ばされる」を前提に動いてしまう

私の好きな本の1冊に「思考の整理学」という本があります。

この本を簡単に要約すると前段には以下のようなことが書いてあります。

・学校教育はグライダー人間の訓練所である。
・与えられた内容を解く能力は身につくが、自分で物事を考えるとなると途端に苦手意識を持ってしまう
・自分の頭で考えない限り、いずれコンピュータに取り換えられてしまう

他にも色々と金言が盛り込まれているのですが、とりあえずここまで。

結論、能動的に動くのが得意な人と受動的に動く人の2種類に分かれてしまい、かつ「受動的に動くこと前提の教育が施されている」という事が書いてあるんですね。

それを取っ払う為には自分で頭を使って考えなければならない。というのがこの本の主題なのですが、私が思うに「主体的に行動をして成功した経験の数が多ければ多いほどなんとかなるでしょと考えられやすくなる」のではないかと考えています。

①仕事に取り組む場合
能動的→自分が良いと思ったものを提供する
受動的→人に言われたものを作る
②受験勉強をする場合
能動的→参考書を元に自分で計画を立てる
受動的→塾で先生に対策をほどこしてもらう
③何か新しいことを始める場合
能動的→まず自分でやってみてから人に聞く
受動的→人に言われた内容を踏襲する

自分で試行錯誤し、成功体験を積むとそれが自信につながります。

対して、人に導かれて成功したとしても、その人にとってその成功体験は支援ありきのものです。

こうした小さな結果を積み重ねていくことで、その人なりの成功体験や自信に蓄積され、徐々に楽観的になっていくのだと思います。

不安の大抵はリスクを見誤っていることが原因

何か新しいのを始めるのが不安・・怖い・・と感じる人の多くはそのリスクを見誤っていることが原因だと考えています。

例えば、新しいプロジェクトを始めることになり、会社で重要なポジションに任せられた。としましょう。

その時、不安感を感じてしまう人にまずおすすめしたいのが「最大限の失敗をしたときに起きうるリスクは何か?」ということです。

(プロジェクトを失敗した時のリスク)
レベル1:会社で失望され、上司から叱責を喰らう
レベル2:上司や同僚にディスられる
レベル3:プロジェクトが大赤字をこいてしまう
レベル4:責任取って退職させられる

こんな感じで、ざっくりと失敗した時のリスクを洗い出してみることが重要です。

このように、リスクを一つ一つ言語化していき、そのリスクを考えてみると意外と大したことないな・・と思う事も多いです。

もちろん、レベル1でも応える人には応えるでしょうが、ここで「とはいえ死ぬわけじゃないし・・」と受け入れて対応するマインドを持つのが重要なのかなと思います。

闇雲にリスクばかり、モヤモヤ悩んでしまうほど勿体ないことはありません。

失敗したら、また次頑張れば良いや!って自分の心を軽くすると割とスッキリ出来ることも多いです。

自分で意思決定して、自分で責任を受け入れ、自分で成功に向けてチャレンジするのが結構重要

自分で決めて、自分で行動し、自分で成功に導く。

その過程で失敗することは1度や2度じゃないと思いますが、この経験が自信につながる事は多いです。

自分で一回戦略を立ててみる
→やってダメなら修正する
→わからない事を人に聞く、その結果なんとかして成功に導くようにする

たまに「なんでそんなに楽観的なんですか?!」みたいな人っていますが、詳しく話を聞いてみると今までに自分で試行錯誤して成功した経験がある人というケースが多いです。

その人たちも決して最初から何でも楽観的だったわけではなく、一つ一つの苦難を自分ゴトと捉えて行動し、少しずつ成功体験を手に入れたからこその「なんとかなるっしょ」と思っているのだと思います。

わかりやすいのが、経営者の方です。

経営者の方は自分の裁量で自分で行動して世の中にサービスを生み出しており、その結果大きな出来事を達成しています。

このように、自分ゴト化して、能動的な行動を繰り返す過程で、少しずつリスクや不安をポジティブにとらえられるようになっていると私は考えています。

まとめ

以上、本日はポジティブにとらえる人と、ネガティブにとらえる人の違いについて解説してみました。

最初からポジティブだったり楽観的だったり、もちろん性格という要素もありますが、最初からみんな自信があるわけではなく、その自信は「自分で行動して成果を出した経験の数」によって得られるのだと思います。

自分で試行錯誤して得た小さな成功体験を少しずつ増やす、大きくしていく。その過程で少しずつリスクのとらえ方とか色々なことを学んでいきます。

なかなかすべてのことをポジティブに捉えるのは難しいですが、少しずつ小さな成功体験を積むことで、自信をつけていけると良いですよね。

以上、豊藏(@shotatykr)でした!


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