オシッコを持ち歩く農家

おととい、医薬品のR&Dを行う会社に勤めてる友人のA君とご飯食べに行った時のこと。こんな質問された。

「そういえば、君も野菜育ててるんだよね?畑に小便ぶっかけてるの?」

あまりにも唐突で、「???」としか言いようがなかった。

なんで急にそんなことを気にするのか聞いてみたら、先日、仕事の研修の参加者の中に黄色い液体の入ったペットボトルを持ち歩いている人がいたとのこと。

A君がまさかと思いつつ問いただしたところ、案の定、その人は自分の小便を入れていたのだとか。

そんなものを公の場で持ち歩くのはやめてくださいと、ごく普通に注意すると

「いや、僕は兼業で農業をやっていて、有機栽培で野菜を育ててるの。尿の亜硝酸塩が植物の栄養になるから、こうして自分の尿も大事にとっておいて、持ち帰って畑に撒くんだ。車の中に予備のボトルも用意してあるよ。」

と、羞恥心が微塵も感じられない答えが返ってきたそう。

。。。確かに昔から農家は糞尿を肥やしにしてきたわけだし、資源を大事に利用するという意味では環境にも優しいかもしれないけど。。。

それにしても、人目を気にせず自分の尿を持ち運べるなんて、いろんな意味ですごい。それに、この人の習慣が他の農家にも当てはまるなんて思われたら甚だ迷惑だし、正直この人の作ってる野菜が世に出回っててほしくない。笑

自由の国アメリカで聞いた、あまりにも自由すぎる話でした。



(最後に一応記しておきますが、自分は畑に尿をぶっかけたりしません。笑)

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