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教員の越境・兼業などについて

こんなイベントに参加していました.

帰りの電車で考えられたので、今回は久しぶりに文章量が多いし、よく考えられた.と言うことでまとめ。「。」だったり「.」だったり混じってしまって申し訳ない.

1.越境するかどうかは現状生き方次第

 現状その人の生き方に規定されている。まぁ当然っちゃー当然。興味ない人は興味無いので。越境で他の場があってそっちでも活躍する方が昨日いた人たちは感じているけど、余計なことをしていると思う人が決定権や権限を持つ人に多いだろうし、教育委員会としてはこれでその副業にしていたことを本業にし始めてそこそこの年数を正規でやっていた人がそれきっかけに退職したらどうしようとかもあるでしょう.正直、委員会側にはなかなかこれを変える動機がない。だから越境するかどうかはその人の生き方に規定というか、依存している.  でも昨日いた人たちは、こっちの方が楽しいよ〜よかったらやろうよ〜って声をかけ続けるんじゃないかな.というか僕たちはそういう世界を作りたいのならやるしかないよね.メリットが大だと認識しているので。
 前田さんにずっと聞きたいと思っていたのは、小学校はもう勤務時間内で業務がパンパン、中高は部活動が土日にもある.で、例えば教員にとって部活動はやらないといけない業務ではないので、顧問を割り当てられたとしても拒否するとする.その時理由をただ嫌だからとするか、こんな活動があるからとするか、育児とか他の理由にするか、まぁなんでもいいでしょう。ただどんな理由であれ、顧問を割り当てる教員からするとみんなで割り当てようとしている仕事をこいつは受けない、我儘なやつだと認識する.ある種これも当然ですよね.現状まだ多くの学校ではやりたい人だけが部活動を担うようなシステムになっていませんから.業務じゃないのに。だから、越境するかどうかは生き方なんです、現状(やりたいようにやるなら非常勤+個人事業もいいでしょう.でもそれなりに稼ぐ力がないと生活水準は落ちますが).村八分覚悟の上で時間を作り出し自分がやりたいようにやるのか、教員としてその勤務校にすべての時間を捧げるのか。おそらく校内でそれなりの権限を持てばその2択も2択ではなくアウフヘーベンして変えられそうな気はします.村八分されずにやりたいようにやれるような.ただ学校はまだ、いや学校だけじゃないと思いますがこう言うのは年功序列な感じがあるので50代くらいじゃないと実際話は通らない気はするな、今の肌感覚で.でも村八分にならないと越境できないなら絶対に広まらないです.なぜならそもそも腰が重い教員が、職場が安全地帯でなくなるならそこまでリスク侵してやらないですよ.ここをいかに乗り越えるか.正直教員の越境は先進的なので、それが普通になるには30年以上かかるんじゃないかな.でも、やる意義は大いにあると感じています.それは教員のため、そして生徒のためになるから.

2.部活動について

 自分は部活をなんとかしたいので、この会に参加したわけですけど、やっぱり切っても切れない関係性.学校の中で兼業・副業をしても問題はないっていう世界が当たり前になる第一歩は、部活動指導するならそれは兼業ね、ってなって申請が当たり前になることのような気はしています.つまり外部指導者が入ることが当然の世界になることですね.それがあってもっと他の時間の使い方が許されていくというか...ここの感覚どう思われますか、前田さん.笑
 学校の中の信頼を失わずに色々変えようと思うと、やっぱり部活はやらないといけない.もちろん、やりようは色々ありますけど、あいつがあの部を主でやってんのねって思われるのは必要かな.でも部活動って正直、やりたくないことなら自分を潰してる気がするんですね。そりゃやったことないスポーツのことだって時間かけて勉強すりゃいいものになるんだけど、自分の良さ潰してるんじゃないかっていうのが抜けない。みんなの個性が活かされてる学校の方がきっと先生たちも働きがいがもっとあって、それって生徒に良い影響があると思うんだけどなぁ。エビデンス?そんなのいる?(笑)そもそも元気にこんなことして、こんな風に役に立ってるんだ、儲けるってのはそれ価値が認められてるってことだってもし先生が言ったら生徒に良い影響あるでしょ.だってお金ないと生活できないんだから.儲けるってのはいやらしいことだって言う感覚がありすぎなのではないかな.

こんな学校、最高だよね.

大好き堀先生もこういってる!これがエビデンスだ!(笑)


3.権限を持つ立場

 文科省、教育委員会、管理職.その人たちがこの風土・制度を変えるインセンティブがなんもない.だから正直変わらん気もしてます.マスに影響、つまり大きく変わる、もはや越境が学校風土になるためにはこの上層部に対しての評価制度が絶対いる.それをしたら評価するよって言われることね.そんなん誰ができんねんてな笑.
 個人で楽しむなら正直、広げる予定もいらないかな.それこそ1.で言ったとおり個人の生き方の話なので.けど大きく変えるなら熱意だとは思うんですよ.こうなった方がもっと教育は面白くなるんじゃないか、こんな世界を考えてるんだけどどうか、便利・役に立つとかそんなレベルでもなく、やりがいのあるコトだと伝え続ける(このへんの考えは山口周さんから).教育ってこの今の社会を打ち破る大きな可能性を持っていると思うんですよね.むしろ本丸.だからこそ大変笑。

4.お金の問題

 1.にもでた、非常勤+個人事業。もはや現状ならこっちの方が現場にいつつやりたいことをやるのの最適化されたセット。稼げるならこれが現状一番いいんじゃないかなと思いました。自由だし。むしろそれくらいの実力を有したいところですね、この時代。でも基本的に大半の勤務形態がそのままであり続けるのは基本的にはお金の問題でしょう。家族もいる。公務員だから基本的には困らない。というか教員の収入は昔低かったから兼業していて、そんなことせず学校に集中できるように収入を上げて副業はダメになったという経緯があるはず、つまり現状安定している。もちろんほとんどの人は借金なんてしたくない。つまり他の事業をやらないと教師が続けられないっていう状況には絶対に戻らない。
 だから普通ならマインドセットは変わらんのじゃないかな。それは一般教員も、さっき言った上層部も。こっちの方が儲かるって示せないし。企業なら、ほら!こっちの方がめっちゃ儲かったやん!!!ってできるんだけどね。でも、生活が安定してるからこそ、ちょっとした事業を始めることはむしろ可能っていう側面もあると思う。だってその事業が稼げないと生きていけないって思考じゃないですからね。ここは一つポイントかな。
 教育を塗り替えるんじゃなくて、ハックする。これがポイントだと思っています.小さな風を起こすって話があったんですが.それぞれの場で乗っ取る(この言葉も山口周さんから。資本主義をハックする).じゃあどうすんの?

①そのためには匿名でもいいから表に出し続けよう。誰かにヒットする可能性がある。今回自分は前田さんが出してたものに食いついたから昨日の会に参加した。自分もそろそろ食いついてもらう側をやるべきじゃないか?そうなると、実名である必要も少し感じる.
②自分にとって代表的なプロダクトやサービスを一つ。やるか?ダイアローグ。ダイアローグは友達と2週間に1回、金曜21時から1時間ほど自分たちの実践の対話を続けていて、その対話のこと(いまはやってない).この記録とかはこちらのブログ

 そこでの会話がそれぞれの持ち場の行動に繋がれば意味がある。それぞれの人の行動につながる何か。そして今の自分は立場的に無償でやり続けることが大切だと思う。無償ならむしろ出れるので。

5.この後

 行動することに移さないと何も意味ない。満足感のみ。これ勘違いするやつ。

そのとおりであります

 行動するとは、①何かしらのプロダクト、サービスを作って外界に出してフィードバックを得る(本来なら収益を得れる何か)、②他の人と協力して①をやる、③ ①と②のためにさらに自分を広告する、と言ったところか.
 勉強、ただ会うことは行動とはいえないかな。プロダクト、サービスを作っても誰にも見られてないならそれも行動ともいえん。さっさと出して何かしらのフィードバックを得られたら誰かのための何かになるかも。とにかく見られることが大事かなと.今日はこのへんで。

 誰かと誰かを繋げること、自分は結構得意な気がする。こんなノリの軽い人間ですんで。3月3日。久しぶりの3000字超えでした。

6.おまけ

・総探やりたい人は多分社会にもいっぱいいる。
・アントレプレナーシップ
 JTC(日本の伝統的な企業)って本当に主体性持った人求めてる?
「主体性の意味→学校に都合のいい主体性」、じゃダメでしょ。主体性もったやつが評価される世の中にならないと。社会の変化が早くても学校の変化は遅過ぎるなぁ。

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