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夢見る校長先生

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 年休とって十三で映画。伊那小学校が気になって観にいったけど、やっぱり良かった。多分本当に、そのうち移住してると思います。長野に住みたいので。

 映画に出てきた各校の凄い校長たち。通知表がないやら宿題を無くしたやら、おお!って思うような実践ばかり。さて、どうやったらこのように変えていけるのか。別にこの人たちは変えることが目的じゃなく、目の前の子たちのことを考えてたらその結論に至ったというように感じる。もちろん、じゃあ通知表やめましょうとか、当たり前を見直せる構想力も必要。そもそもクリティカルに考える思考のクセが無ければそんなことも考えませんしね。とにかく以下、自分が考えたこと。

変化が起こり易くなるためには

  1. 力のあるリーダーがくる
    これは一般的に考え易いこと。凄い人が来たら凄い変化が起きるのではないか...。もちろん、ついてくる人がいなかったら何にもならないんですけどね。フォロワーシップが大切。

  2. 組織の規模が小さくなる
    人の数が減る、規模が小さくなる。すると、1人あたりのコミュニケーション量が増える。お互いの考えもわかりやすくなる。人が少ない分、意見も言いやすくなる。そうすると、組織の情報量が増えて良いアイデアも生まれる。少子化で人が減ることを利点とできるか。

  3. 越境できる環境を作る
    校長がかわったとしても、規模が小さくなったとしても、良いアイデアを生み出せないと特に大きな変化はない。じゃあどうやったら新しいアイデアが生まれるか。それは全く関係ない分野にとっての当たり前のことを持ち込んでみるような、既に別の場所にあるものを繋ぐことで生まれるのではないかと思っています。

40ページ
「本質的な発見によって新しいパラダイムへの転換を成し遂げる人間の多くが、年齢が非常に若いか、或いはその分野に入って日が浅いかのどちらかである」
47ページ
「ラリー・ヒューストンは「独創性とは、人と人とのつながりをつくるプロセスにほかならない」と指摘しています。
 言葉の使い方は様々ですが、ひっくるめて言えば、彼らが指摘しているのは「これまでに誰も考えたことがない新しい要素の組み合わせがイノベーションの源泉だ」ということです。

世界で最もイノベーティブな組織の作り方 山口周

 だからこそ異動は大切だし、違う校種、違う地域、違う仕事、もっと他にも趣味や旅、読書、友人と話すことや関わりのなかったコミュニティに入ってみるなど、重要な機会になり得るのかなと思います。ほんでもってそれが自分が興味持ったことをやって続けてみると、その人の独自性というか、その人らしさであり強みになるのかなと思います。

 今日は今日ではじめて行った場所、新しい出会いがあってよかった。噂の高槻の100円たこ焼き屋さんです。

 10月末には野口先生・堀先生の国語教育のセミナー、1月には軽井沢風越学園での視察。きっとこれも良い機会になるでしょう。楽しみです。

10月12日。

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