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子育て2年目がしんどくて1ヶ月休んでみた話。

弊社のDSCL Inc.では定期的に社員にコーチングをしてもらう機会があるのですが、9月頭のコーチングで「今仕事で何をやっていきたいか?」というテーマで話した時に、仕事でやりたいことを話しつつも…まずは「寝たい」という言葉が心から出てきた「やりたいこと」でした。
4月の保育園入園から子供の体調不良などで子供を保育園に預けられない日々が続き、仕事が日中にできないために睡眠時間を削って夜に持ち越したり、その睡眠不足から翌日事務所で1〜2時間寝てしまったりと当時は業務効率がだいぶ落ちつつありました。

子供が産まれてからは、土日はある意味自宅保育のような状態で、休める日ではなくなったので、「何も気にせず昼寝をしたいなぁ」と思う程に寝ることに憧れを持つ状態になっていました。これまで生理的欲求がここまで満たされない状況になったことがなかったので、ワーカホリックな自分としては結構限界な状態なんだなと自覚しました。

前回はそれを自覚しつつ頑張る!という自分を鼓舞する記事を書きましたが、1年目は子育てハイ(?)で乗り切っていましたが、思った以上に更なるモチベーションの継続は無理でした😅

というわけでコーチング後に「今どれだけ寝たいか」をnotionにまとめて社内に説明し、すんなりとほぼ1ヶ月のお休みを頂きました。理解ある会社でありがたや😭

1ヶ月という期間は一般的には長く感じるかもしれませんが、これは今までの子育てと仕事の経験上、1ヶ月くらい休まないと休んだ気にならないだろうという理由がありました。以下がその理由です。

  • 同じ理由で過去に1週間の休みを取ったこともあったが子供の体調不良で1週間丸々休めなかったことがあった。

  • 土日は自宅保育感覚なので休めないし休んだ気にならない。

  • 仕事が落ち着いたタイミングだったが、自分の仕事を社内に引き継げる体制にはなかったので、休み中も仕事の対応は発生する(実際、毎日数分〜2時間程度の稼働は発生した)。

  • 休み中は共働きの妻の子育て稼働の吸収も考えていた。

  • 17時には子供が帰ってくるのでそれ以降は休みの感覚にはなりづらい。

上記を踏まえると、平日は毎日4時間程度が空白の時間として作れることになり、それは週だと4時間×5日で20時間、月だと80時間の空白が作れることになります。それでようやく10日分程度(80時間÷1日の仕事時間8時間)が仕事をしなくてもいい日ができると考えると、期間は1ヶ月程度が妥当かなという感じでした。

1ヶ月休んだ結果どうだった?

生理的欲求を回復させるにはやはり1ヶ月が納得の期間でした。短すぎず、長すぎずでちょうど良かったと思います。睡眠時間がいつもより確保できたことが何より良かったです。他に生活面でやったことは、

  • 壊れてた腕時計を直した。

  • お風呂の掃除をした。

  • 服や靴の整理・断捨離をした。

  • 棚を新しく買って物を整理した。

  • 子供を乗せる自転車を買った。

などです。家事が滞ると生活が荒むので、気になっていたけど放置していたようなことが1つ1つ解消できて良かったです。子育てと仕事以外のことをしようと考えていたのでほぼほぼ達成できたと思います。スッキリ。

やってみて良かったこと ①デイユースの利用

https://travel.spot-app.jp/gotouchi-sauna/report/la-vista/

旅行までとは行きませんが、ホテルのデイユースを利用するとかなり休んだ気持ちになったことが良い体験でした。ラビスタ東京ベイを使いました!

最大6時間部屋を借りて眺めの良い大浴場でサウナなどを楽しめました。完全な1人の時間って今はなかなか作れないので、多少高くはつきますが今後もリフレッシュ手法としては定期的に使っていきたいなと思いました。

やってみて良かったこと ②子供と2人で実家に帰省

妻を1日1人の時間を作ってもらうために子供と2人で実家に帰省したのですが、昼夜の料理を両親に作ってもらい、遊んでもらい、子供と一緒に昼寝の時間を作れたりとかなり休めました。
子供の面倒を見る人間が複数いたおかげで、精神的にかなり楽になった時間でした。移動の手間を差し引いても、子供と一緒であってもいつもより体力を消耗せず、とても楽でした。両親とも終始穏やかに過ごせ、たまに顔を見せに帰るためにも定期的に実行できればなと思いました。

少しだけモヤっとしていること

体力的には回復し、納得のお休みでしたが、期間中にいくつか目標を立てていたのですがそれらは上手くいかずに少し心残りが発生しました。それは個人投資を初めてみることや、銭湯グッズのデザインなどです。
過去の体験からは1ヶ月もあれば思考をして、プロトタイピングをして、何かしら結果まで辿り着いたものですが、そこまでの時間は取りづらく、思考だけ発散して休みが終わった感じはあります。
やはり当分は「新しいことにチャレンジ」する可処分時間を作るのには苦労しそうだなと思いました。そして、自分のリフレッシュしたと思えるハードルは体力的な部分だけでは満たされないんだなと自覚ができました。

これからのライフワークバランス

子育ての先輩方のお話を聞くに、子供が3歳くらいまではまだまだ大変なのかなと考えていますので、また2歳の時や3歳になったタイミングなどで同じような休みが取れれば良いのかなと思っています。そして、土日は体を休めづらいので、平日に仕事ができるホテルや入浴施設に週1だけでも行ければ、仕事をしつつ軽くお休みもできそうだなと感じました。
今の会社だからこそある程度自由な働き方ができることに感謝しつつ、世の中にもこういった状況を理解してもらいながら、仕事も子育ても両立できる社会にもっとなってくれれば良いなぁと思いました。

この休み中に見た出生数のデータですが、1950年が年間240万弱で、2021年で80万強。今年に関しては80万人を下回るそうです。

そのうち子供がいることが珍しい時代にもなっていくのかもしれませんね。ある意味貴重な体験をしているんだと考え、引き続き子育てを適度に休みながら、楽しんでいければ良いなと思います!

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