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【U-Z】 600 HIPHOP VINYL RECORDZ -CLASSICS OF THE 90’s n 00’s- BY SHOTAHIRAMA
U-Ugly Duckling “Turn It Up” (2003) 初期デラソウルを彷彿、とはまさにその通りで、93年にロングビーチで結成されたことがなかなか信じ難いほどジャズでファンキービーツな古き良きパーリーサウンドが炸裂する本作。”Louder, louder!”とユニゾンで煽る賑やか2MCと(このフックのバックコーラスにはPUTSのDouble Kがいるらしい笑)、うっそみたいにバンギンな前のめりビーツをループしてくるDJ、80s90sへとスロウバックしたような
【Q-T】 600 HIPHOP VINYL RECORDZ -CLASSICS OF THE 90’s n 00’s- BY SHOTAHIRAMA
Q-Q-Tip “The Renaissance” (2008) ユニバーサルモータウンからリリースされたQ-Tip2枚目のソロアルバム。99年にリリースされたファースト以来9年振り、さらには当時ATCQが再結成した事もあり大きな話題と期待の中で発売。キーボードにはロバート・グラスパー、ベースにデリック・ホッジ、ギターにカート・ローゼンウィンケルと現行ジャズの一流プレイヤーがずらり。歌うはノラ・ジョーンズにディアンジェロなど。グラミー賞みたいな1枚。 Que. D “St
【M-P】 600 HIPHOP VINYL RECORDZ -CLASSICS OF THE 90’s n 00’s- BY SHOTAHIRAMA
M-Madlib “Slim’s Return” (2003) オックスナードのビートコンダクターが、ブルーノートの秘蔵音源をフルコースで調理してみせたアルバム「Shades Of Blue」から1枚。ピアニスト、ジーン・ハリスの「Book Of Slim」を真っ黒なソウルジャジンビーツに仕上げた表題曲はアルバムでもハイライトになるほどの名曲(KRS-Oneの声ネタ入ってくるとこ好き)。その他ドナルド・バードやホレス・シルヴァーを使ったトラックなど、A1以外は実はアルバム未
【I-L】 600 HIPHOP VINYL RECORDZ -CLASSICS OF THE 90’s n 00’s- BY SHOTAHIRAMA
I-Ill Al Skratch “Chill With That” (1995) Big IllとAl Skratchによるブルックリンとハーレムエムシーズが、デビューアルバム「Creep Wit’ Me」からシングルカットした本作。ダークメロウなオリジナルに、より悲哀感を増した"胸締め付ける系"エモめストリングスを被せたEasy Mo BeeリミックスのA1がめっちゃよい。B3で聴けるMinnesotaのベースラインだけでひっぱるダブミックスもやばい。 Ill Bis
【E-H】 600 HIPHOP VINYL RECORDZ -CLASSICS OF THE 90’s n 00’s- BY SHOTAHIRAMA
E-The East Flatbush Project “Tried By 12” (1996) ブルックリンのアングラトラックメイカーがやがて世界的に認知されることとなる"あの"和モノネタを使ったクラシックはこの12インチに。日本の古謡「さくらさくら」を60年代に活躍したフォークシンガーのオデッタ・ホームズがカバーした「Sakura」その冒頭で聴ける大正琴をピッチアップしループ。大発明とも呼べる奇跡の琴ループは世紀のキラートラックと化し、ヒップホップを超え、かのオウテカや
【A-D】 600 HIPHOP VINYL RECORDZ -CLASSICS OF THE 90’s n 00’s- BY SHOTAHIRAMA
A-Aboriginals “Chemistry” (1997) ニューヨークの2MCが放ったアングラクラシック「Keep It Hot」に続く2枚目のシングルとなった本作。前作ほどの人気ではないが、スティービーの「You’ve Got It Bad Girl」ネタを使ったフロントサイドやブルックリンの人気者Mike Zoot (Rawkus周辺でしばしば登場) を擁したバックサイドなど聴きどころはそれなりに。 Abstract Art “The Anthem” (200