見出し画像

日常に対話がある暮らしを、今ここから。

素敵なご縁をいただいて、先日から1ヶ月間、絆家シェアハウスのアンバサダーとして、銀座のシェアハウス「nolla 銀座」に住むことになった。

きっかけは、DANROの創業者の二人とお話ししている中で言われた「しょうたくんシェアハウス興味とかある?」のひとことから。

DANROとは】
「日常に対話を、対話を文化に。」をスローガンに掲げ、実践型対話スクール「DANRO SCHOOL」や月額制ダイアログコミュニティ「DANRO HOME」などを運営しているダイアログカンパニー

仕事との兼ね合いもあって、その場ではすぐ回答せず時間をいただいていたところ、絆家とDANROの共同企画である「わたしを旅する対話留学」のnoteが公開された。

この記事を読んで、数々の言葉に共感し、感じることがたくさんあった。

【惹かれた言葉たち】
「自分の琴線に触れる瞬間に現われる感情を逃さないで欲しい」
「今その人が何を想っているのか、選択に至るまでの奥にあるエッセンスを知り合うことが大切」
「自分次第で、安心できる人との関係性や場所はどこにでも作っていけるんだ」

今回は対話留学ではないが、どれも人との関わり合いにおいて、とっても大切で、通ずるものがある。


この都会の喧騒の中で、日々を送っていると、工夫して生活しない限り、感情や感覚は流れていきやすい。自分の心の状態を上手に捉えられていないと、日々の豊かさを見逃してしまう。

心の状態を捉えられていなかったり、感情や感覚を味わえていなかったりすると、不安に覆われたり、自分の外側に不満が募ったりする。


だから、自分の琴線に触れる瞬間に現われる感情が、喜怒哀楽どんな感情でも、流すことなく見つめることが大切だと思う。

人との関わり合いにおいて、共感できないことでも、その人の言動の背景を聴いてみると、理解できたりする。自分の心をすくい上げられたり、人の心を理解できたりすると、ホッと安心する。

自分の在り方ひとつで、心の内に安心感を宿すことができる。


この記事に頷けることがありすぎて、もっと対話したいなぁと思い、少し勇気のいる決断だったが、今年の自分の選択基準として「自分のやりたい方向性で、これまでしてきていない選択をする」を置いていることもあり、シェアハウスに住んでみることに。

日常の感情や感覚の奥を見つめる

慣れない環境で、ストレスがかかることがあったり、違和感を覚えることもあるだろう。対話をしてみて、わかり合えない瞬間に出くわしたりしたら、不安な気持ちになることもあると思う。

でも、それはそれで良い。
その感情や感覚は、全て自分が創り出しているから。
不安な気持ちが浮かんできたら、ひと呼吸置いて、その奥を見つめてみる。

そこで、見えてくるものを捉えられたらそれは最高だし、よく分からなかったらよく分からないということを味わってみたら良い。解決なんか急がなくて良いし、その気持ちを消し去ろうと抗う必要もない。


一緒に暮らす人との関わり合いにおいても同じ。

何か違和感を覚えるような行動があったら、その人がその行動を取った背景・奥を見つめてみる。聴いてみる。

一緒に暮らす人がモヤモヤを抱えていたら、肩を並べて一緒にそこを見つめにいってみる。対話を重ねて、奥にあるものは何か?ともに潜ってみる。

相手の行動の奥にあるものを見つめにいくと、自分はしない選択でさえも理解できるようになる。理解できると、想い合うことができる。


そうして、立ち止まってみると、流れていってしまいがちな自分の心・感情を捉えられるようになる。

自分の心が捉えられるようになると、不思議と人の心も理解できるようになるし、その上で「自分がどうしたいか?」と心の声に従って、再選択できるようになる。

「自分の心で選択をする」ということを重ねていけば、心と行動が一致するようになって、純度の高い想いのままに自分を生きていけるようになっていく。

そう思うと、風に感情や感覚の奥を見つめてみることが、自分が幸せに生きていく一歩目になるんじゃないかなぁと思う。

ともに暮らすからこそ、対話を。

ただ、自分を見つめるのは、一人でやるのはあまりにも難しい。だからこそ、ともに暮らす人たちとの日常で対話を重ねる。


自分という存在は、自分ひとりでは捉えられない。
他者がいるから、違いを知って、自分を知れる。

だから、1人で過ごすより、いつもの環境で過ごすより、シェアハウスで過ごしてみると、当たり前の違いや思いやりの心に触れられることで、多くの気づきが得られる。


ちょっとした行動や言葉に対して、何かしら自分の心が反応する。それを敢えて人に話してみる。そうすると、思いも寄らない答えが返ってきて、また自分の当たり前や新たな価値観に気づいていく。


人の話を聴いていると、自分自身に対しても見えてくるものがある。
人と関わっていくことは、対話を重ねていくことは、巡り巡って自分自身との対話に繋がっていて、自分の心に浮かんでくる感情を味わうことに繋がっていく。

決して1人では味わえない感情や感覚を、ともに暮らして、対話を重ねるからこそ味わうことが出来る。これはとっても貴重な体験だと思う。

日々の豊かさを味わう1ヶ月に

僕自身も、対話の時間を取ったり、自分を見つめる時間を作ったりしないと、「自分がいま何を感じていて、どうしたいのか?」を捉えられない時がある。

都会でなんとなく過ごしていると、自分の感情や感覚が流れていって、日常の豊かさにも気づきにくくなったりして、疲弊して、また自身の心を捉えづらくなってしまう。

だからこそ、まず自分自身が心を見つめる時間を、対話の時間を、大切に。

そうすることで、日々の暮らしの豊かさに気づくことに繋がったり、幸せな波紋が広がっていくことに繋がったりするんだと思う。

その波紋を、どれだけ小さくても良いから、今日ここ「nolla 銀座」からともに暮らす皆さんと対話を通じて広げていけたら嬉しい。

2024.02.13 遠藤翔太

------------------------------

ということで、3月5日まで「nolla 銀座」にのんびりと住んでいるので、皆さんぜひ遊びに来てください!笑

ゆっくり鍋囲みながらお話するでも良いし、お酒飲みながら語るも良し、何もなしに遊びに来てくれても良いです。ゆっくりお話しましょ✌


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?