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語学教師の給料が上がらない理由

おはよう世界!Shotaです


「語学で生きていく」をテーマにnoteやPodcastで発信をしています。

タイトルについてですが、自分は今3つの事業をしています。1つは日本語学習事業、2つ目がメディア事業、3つ目は今年始めたばかりの「語学で生きていく」(プロセス)事業です。

1つ目の日本語学習は、インスタやYouTubeで集客してオンラインサロンに案内をしていて、まあ結構オーソドックスになりつつある方法ですね。

2つ目のメディア事業は、SamuraiFlightというマンガ・アニメを作っていまして今はスポンサー営業をしていて、リニューアル版がローンチされたらこっちはこっちのオンラインサロン、ファンコミュニティを運営します。

3つ目は語学が好き、得意、だけどお金になっていないという現状を打開するためのソリューションとコミュニティを提供する事業です。

重要なのは3つともシナジーがあるという点です。それぞれが伸びるからそれぞれの事業の価値が高まるという相関関係になっています。


で、今日のテーマはどちらかと言うと1つ目の日本語学習事業のお話になります。

語学教師は、もともとがお給料高くなく割とブラック労働だった上に、外国人受け入れができなくなって今本当に苦しい状況なんです。

でも、コロナが仮に無かったとしても状況は苦しくなっていたんじゃないか?と僕は思う、というか他の先生方もそうおっしゃいます。

なぜか?

それは、「語学学習のコモディティ化」です。

コモディティ化とは、製品の均一化とも言われますが、要は「ハイクオリティーで無料が当たり前」になっていて差別化が難しくなっているという意味です。

山口周さんの「役に立つ消費」と「意味がある消費」が各所で引用されていますが、語学学習は完全に「役に立つ消費」なんですね。つまり、機能面が重視されていると。

で、語学学習マーケットで何が怖いって、競合なんです。他の先生や他の学校が競合なんじゃなくて、あのGAFA、もっと言うとテクノロジー自体が競合なんです。だって、今翻訳がどんどんイケて来てますよね?YouTubeにも音声に対応した字幕が自動で生成されているし、Deeplなんかもうめちゃくちゃすごいですよね?

ここまで話すと「翻訳がいくら発達しても、文化や歴史を母語で学びたい人がかならずいる!」という声が聞こえて来そうですが、そう!そのとおりなんですよ!

問題は、自分の提供しているコンテンツが「あなたから聞く必要があるか否か」だと思います。

Wikipediaどころかググれば1 秒で出てくる内容はあなたが話す必要はないです。よりも、先生自信の経験にリンクした内容で文化や歴史は聞きたいはずです。


で、僕自身は文化や歴史に明るくないので「プロセス」で差別化を意識しています。島根を舞台にした海外向けマンガを作る!という日本語教師は多分僕しか現状いないはずで(もしいらっしゃったら飲みに行きましょう笑)、正解がないコンテンツです。

ここは一歩間違えると自己満で終わってしまうから常にマーケットインとプロダクトアウトの行き来になります。

まとめると、語学学習コンテンツの給料が上がらない理由は

・役に立つ消費で戦ってしまっているから

でした。カッコよく3つ書こうと思ってたんですけどこの一言でまとまってしまいました笑


「語学で生きていくサロン」は春にローンチ予定で、新しい語学教師の選択肢をシェアできる場にしようと思います!


またね~!

Shota

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