ファインディに入社して半年余りが過ぎました。経過報告になります。
ファインディ株式会社 アルゴリズム企画開発チームで機械学習エンジニアをしています、sasanoshoutaと言います。
元々は新卒で入社した食品メーカーで製造管理等の業務に従事しており、ITとは無縁の世界にいましたがエンジニアを志すようになり、2020年4月に未経験機械学習エンジニアとして技術派遣企業に所属し、客先で研究開発業務を経験。2022年7月より、ファインディ株式会社に機械学習エンジニアとしてジョインし半年余りが過ぎました。
この記事では、ファインディに入社するまでの簡単な振り返りと、入社してから取り組んだ仕事や半年経過して感じている事について触れていこうと思いますので、最後までお付き合い頂けますと幸いです。
転職の経緯
転職活動を始めるようになった経緯ですが、SESという立場で機械学習エンジニアとして働く中で、エンジニアリングで事業貢献したり新しい事業を立ち上げられるような立場や環境に身を移したいと考えるようになったからです。
当時アサインしていた現場ではそれなりに裁量を頂いており、ある程度やりたい事は伸び伸びとさせて貰える環境でした。
しかし、どうしてもSESという立場上関われる領域には限界があり、
「何の為にこのPoCやってるんだっけ？」
と、モヤモヤを抱える事が増えてきたタイミングで転職活動を始めてました。
転職活動自体は長期戦を想定していて、とりあえずいくつかの企業と面談をする所からスタートし、その中にファインディも含まれていました。
当時のアサイン先では自然言語処理に関する研究開発業務を経験させてもらっていた為か（転職活動タイミングが良かった可能性もありますが）、話を聞いてみたいと感じた企業群とは業界を絞らずに面談することができました。
ファインディを選んだ理由
転職先に求める事として、主に以下のような事を考えていました。
自社で展開している事業がある事
その事業が右肩成長を続けている、または今後も成長できそうだと判断できそうである事
その事業に関する開発に関わらせて貰える事
上の軸にプラスしてファインディ個別で良いと思った点
エンジニアとしての技術面での成熟が見込めるかどうかも勿論大切な要素だと考えていますが、それと同じ位に「どうせだったら面白そうな事業に関わりたい」という思いもあり、こうした転職軸を持っていました。
「何の為にこのPoCやってるんだっけ？」
というモヤモヤとした感情も、この軸形成を後押ししていたんだと、今では思います。
これら3つを満たしていそうな企業がファインディでした。
私が転職活動をしていた当時のファインディは、シリーズCでの資金調達を達成したタイミングで、まさに成長期の最中にいる事を感じられる状態でした。
加えて、弊社代表 山田の「技術立国日本を取り戻す」と言う思想に共感する事ができた点も、意思決定に大きな影響があったと感じています。
入社後〜現在までの業務内容
2022年7月〜半年間は、エンジニア向け転職サービスのFindyで提供している想定年収・スキル偏差値のアルゴリズムアップデートを中心としながら、社内のデータ分析業務やその他機能のアルゴリズム改善に関わらせて貰いました。
そこから年が明けて最近まででは、MLOps基盤構築推進や、直近リリースされた「ChatGPTエンジニアキャリアまとめ（β）」にも関わっています。
よく使う技術は、scikit-learn, GBDT, TensorFlow, PyTorch, Dockerが主になっています。
インフラについて、我々のチームではBigQuery, Vertex AI, Cloud Run Jobs等、GCPを中心に活用しています。
AWSも、バックエンド基盤として運用されているので触る機会もあったりします。
転職して半年余、ファインディに入ってみて感じる事
まず率直に、ファインディに入社できて良かったと日々感じています。
いくつかの観点で、そう感じる理由はあるのです特に転職活動の軸として挙げていた3つ目の軸である「その事業に関する開発に関わらせて貰えている事」が大きな要因ではないかと感じています。
他の業務がそうであると言う訳ではないのですが、自分の業務の距離が事業あるいはビジネスと近ければ近い程、業務に対する透明性（なぜやるのか？何のためにやるのか？）が高いと考えるからです。
私の場合は、特にこの点に引っかかって転職活動を始めた経緯があるだけに、現在の業務に対する納得感・満足感は非常に高いものがあると感じています。
加えて、「自慢の一つに人間関係の良さを挙げられる」と言う事を選考期間中に聞いていたのですが、（個人的に）その言葉通りの社内・チームの雰囲気の良さを日々感じています。
おわりに
ファインディでは、新しいステージに備え絶賛採用強化中です。
組織が大きくなりつつ、新しい事にどんどんチャレンジできる非常に面白いフェイズにいると思いますので、興味がある方の積極的な応募お待ちしています。
私が所属するアルゴリズム企画開発チームでも、機械学習エンジニア・データエンジニア・データサイエンティストなどなど募集しています。
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