4月18日の自分〜1日1日を無事に過ごすこと〜

4月18日の呼びかけです。収まらない新規感染者数、現場で増す緊張感、私にできることはないのかと考え、呼びかけ続けることを選びました。

4月18日

一人でも多くの人が気持ちを切らさないよう、それが一人一人の感染防止に、命に繋がるように私は書き続けます。

東京の医療の現状は、ニュース以上に日に日に厳しい状況となっていて、既に厳しいですがまだまだこれからこの先が勝負だと感じます。

私が普段ご一緒させて頂いている先生方も、とうとう今後の受け入れ態勢要員の話がきたようで、先生方の口から出るリアルな心情が胸に突き刺さる思いです。
普段からストイックで弱音は吐かない先生方が、さすがにこたえている姿を見ていて正直こちらも辛いです。
もうここに戻ってこれるかもわからないからなあと言われて、冗談には聞こえないくらいどうなるか本当にわからない過酷な現場。
既にそういった現場で働いている方々、そのご家族のことを思うと、どんな思いで日々過ごしているのか、現場にいない人が代弁できるわけがありません。

これから現場に立つ先生方を見ていて、自分達に何かできる事はないかと考えていますが

やはりまずは少しでも感染者数を減らすことに繋がる行動を一人一人が取ることに尽きます。
できることはたかが知れてますが、まずは自分が罹患しないように気をつけること。
自分以外の人は皆罹患者だと思い注意して日々過ごす、そして自分も罹患しているかもしれないと思い日々過ごすこと。

病院に出入りしてる以上、先生含めた院内スタッフ、患者様に影響を与えないよう、絶対に罹患するわけにはいかないという責任もあって日々可能な限り徹底しており、そこまでやったら生きている心地がしないと思われるかもしれませんが、私の例を記します。

私は基本家か担当施設の二箇所しか行き来しないようにし、移動は全て車です。
家族は、私の罹患リスクが高いと判断した2月末の時点で妻の実家に疎開しているため、家では基本一人です。

家、車の中にはアルコールスプレーを常備していて、何かあることに手指消毒をしてます。
家と担当施設以外で行くところは週2回のスーパーのみで、人が比較的少ない平日の夜に行き、常に人との距離を取りながら、支払いは手袋をした店員のセミセルフレジ、レジの画面は指では触らずカードの角で押す。車に戻ったらカードを消毒。
あと人と接するとしたらガソリンスタンドで、カードを渡す際は絶対に指に触れない、戻ってきたカードはすぐに消毒、サインは自分のボールペンしか使わない、書き終わったらすぐ手指消毒。

家に帰ったら玄関でスーツを脱ぎ、スーツは除菌スプレーしてすぐにお風呂。
上がったらスマホ、時計、ドアノブ、電気スイッチを消毒。
4月からは、目が悪いわけではないですが目の粘膜を保護するために眼鏡を終日かけているため眼鏡も消毒。

日々の検温はもちろん、その日の睡眠時間と特記事項を必ずメモして、自分の体調を客観視できるようにする。
目鼻口は絶対に触らない、マスク、顔、頭は基本触らない、触ったらなるべく早く手洗い。
共有物に触る時は消毒してから、触った後も手洗いして消毒等々。

中でも共有物を触った後の手洗い、スマホの消毒、目鼻口を触らないことは最低限した方がいいと思います。
いくら人との接触を避けていても、ウイルスが付着している手で粘膜に触れたらアウトだと思ってます。
いくら3密を避けていてもこれらを怠ると関係なくなります。

実際に、感染経路が消毒していなかった共有のiPad経由だったという事例も聞いてます。

ロックダウンができない現状、求められるのはずっと言われ続けている一人一人の意識と行動です。
緊急事態宣言がGWで終わるなんて思っている人がいたら収束の文字が見えることは厳しいと感じます。

長い闘いを想定しておくことが必要ですが、先のことを考えると気が遠くなるので私は一日一日を無事に過ごせるように意識しています。

今日も発熱せず、周りに疑い者、陽性者及び濃厚接触者が出ず一日が終わってよかったと。

明日以降も一日一日、未来の自分たちの生活のために生きていくのみです。

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