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食品ロスを削減して、飲食業界を元気にしたい!


最近、気になるCMを見かけました。

「日本では、今日も1人につき、おむすび1個分、合わせて1億個分以上の食べ物が捨てられています。」
というナレーションが印象的です。

1日でおむすび1億個分…!とんでもない量ですよね。

ある調査によると、年間で646トンもの食品が捨てられているようです。

この問題は「食品ロス」と呼ばれ、世界的に深刻な問題になっており、
日本は世界有数の食品ロス大国であることをご存知でしたか?

飲食業界に携わる者として、この問題に真剣に向き合いたい!

そこで今回は、食品ロスの解決方法を考えてみます。

なぜ食品ロスが発生するのか?

そもそも、食品ロスが日本で大量発生している原因は何でしょうか。

飲食店が食品ロスを発生させてしまう原因を3つ紹介します。

①食品・食材を余らせる
飲食店では、余った食品のロスが問題になっています。

特に最近は、営業時間の短縮や休業対応に追われ、仕入れが過剰になってしまうことが多いです。

そのため、仕入れた食材を使いきれず消費期限を切らしてしまうことで問題が深刻化しています。

②お客様の食べ残し
お客様の食べ残し
も食品ロスの大きな原因です。

食べ残しが発生する理由は、事前に決めていた分量より多く盛り付けてしまう「オーバーポーション」が挙げられます。

オーバーポーションは食べ残しを増やすだけでなく、原価率の悪化にも繋がるので多くの飲食店を悩ます問題です。

③人によるミス
お客様のオーダーを聞き間違えたり、提供する料理を間違えたりといった
人的なミスによる食品ロスも多いです。

また、消費期限が近づいているのに使い切る工夫をしないなど、食材の管理が甘いことも食品ロスの原因になっています。

食品ロスを削減する3つの方法

次に、食品ロスを削減する方法を3つ挙げてみます。

①在庫を持ちすぎない工夫をする
食品ロスを削減するには、まず在庫を減らすことが大切です。

在庫を減らためには「売り切り方式」を採用するのが効果的。

あらかじめ提供する食数を決めておき、その分だけ仕入れる方法で、お客様には鮮度の高い商品を提供でき、飲食店側は在庫を減らすことができます。

一方、予想以上にお客様が来店された場合、機会損失になっってしまうというデメリットもあるので注意が必要ですね。

②在庫管理、消費期限管理を徹底する
2つ目は、在庫や消費期限の管理を徹底すること大切です。

過剰に食材を仕入れてしまい、結果的に消費期限切れでロスになってしまうことが多いです。

そのため、発注時のダブルチェックや各メニューの注文数を把握し、必要分だけ仕入れるなど、工夫することが必要です。

③フードシェアリングサービスを活用する
3つ目は、フードシェアリングサービスを活用することです。

飲食店で実践できる食品ロス対策とともに活用することで、大きな成果が得られるはずです。

たとえば、『TABETE(タベテ)』というアプリ。

TABETEは、食品ロスに繋がりそうな商品を販売できるプラットフォームサービスです。

わたしも利用者として使ったことがありますが、利用者側が指定された時間に取りに行くので、飲食店側の負担が少なそうだと感じました。

気になる方はホームページをご確認ください。

食品ロスを削減して、飲食業界を元気にしたい!

今回は、食品ロスの現状と発生原因、そして食品ロスを削減する方法について説明しました。

食品ロスは社会的に深刻な問題ですし、飲食店にとっても売上損失や廃棄ロスなどコストが増え利益が減ってしまいます。

飲食業界に携わるすべての人にとって、食品ロスは切って切り離せない問題です。

1店舗1店舗が関心を持って取り組むことで、業界全体の発展に繋がりますし、お店のブランドイメージ・利益アップに繋がります。

わたしも飲食業界を元気にするために、できることを一生懸命に取り組みます。

ぜひ、一緒に取り組みましょう!

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