【JICA海外協力隊】背中を押してほしい人へ
Muli bwanji.
アフリカで活動中のJICA海外協力隊のしょーたです。
今年もJICA海外協力隊募集のシーズンになりました。
以前地元のJICA海外協力隊説明会に登壇しましたが、伝えきれなかった事もあり、ここに追記します。全面的にプッシュして欲しい人への投稿です。
いつもながらフリーハンドで偏見だらけですのであしからず。
それではよろしくお願いしぁーす!
志望動機
・海外移住への憧れ
・人生に色を付けたい
・語学力を伸ばしたい
・現実逃避(時間が欲しい)
こんなポテトチップスにコーラみたいな動機も私は全て肯定します。
優先順位はどうあれ、こんな思いのある人は多いと思います。
気にせず進め!
自分に何ができるかわからない
何ができたって途上国であなたが求められることはないです。というか世の中の事全部、あなたじゃなくても別にいいです。
「自分の価値は自分で創造する」を前提に「俺なら、私ならできる」って言いながらとりあえず腹筋100回行ってらっしゃい!
協力隊になる前の協力隊イメージ
何かに植え付けられた協力隊の私のイメージ
・ハイスペック
・いつも前向きな聖人(例:朝ドラの主人公)
・産まれる前から国際協力がしたかった人
自分なんて縁の無い層の人達だと思ってました。
協力隊イメージの答え合わせ
・流暢に外国語を話せる人は肌感、全体の5%未満
・ちゃんと凹むし毒も吐きます
・産まれた後から国際協力がしたくなった人(劇的な経験や出来事から国際協力に踏み切った人の方がマイノリティ)
協力隊でよかった
なにより良かったのは人生で初めて能動的に行動したことです。
義務教育の後、高校、大学、就職など自分で決めてるようで実際は社会の圧力の中で取捨選択してる人が99%の世の中。自分の「したい」を優先して実行したっていう事実が圧倒的凡人の私の人生では輝かしく光ります。
立ち上がれ世の中の凡人。
ねちょねちょしてるあなたへ
JICA海外協力隊は、合格から帰国まで3年という人生で無視できない長さの事業です。踏ん切りがつかない人の気持ちはよくわかります。
ただ、途中退出できるのも事実です。本赴任後1週間で日本に帰国だったり、任地変更や任期短縮は珍しくないですし、悲観することでもないです。ボランティア活動の中で、「自分が去ることがここ(途上国)で自分にできる唯一の行動なんじゃないか。」って考えることもあります。
「何のためにはるばるこんな所まで来たんだろう。」「一体自分は何をしているんだろう。」そんなマイナス思考と並走しながら「ここで自分にできること」を探してる間に任期を終える人がほとんどだと思います。
社会に正解なんて無いですしね。
自分が知らなかった世界に出会えて、ゼロ距離で暮らせて、外国人と一緒に笑った時、喜んでる姿を見た時、人生の一部を協力隊にBETして良かったなと本当に思えました。
こんな世の中なので、有象無象の批判の声を気にしたり、自分で自分を卑下することもあるでしょう。でも、そんな雑音が聞こえなくなる瞬間は間違いなくありました。
その時が来たら、、
それはあなたが協力隊にハマった瞬間だ!!
以上です。
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